甘い悪魔 2 __ Reo.S (ページ8)

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冬休みももう終盤

もうすぐさやかの誕生日

何か贈ろうと思って
一人でふらふら歩いてた

何が良いかな…

色々な物があり過ぎて良くわかんねぇ

でもさやかの事だから
犬みたいに尻尾振って
喜んでくれんだろうなぁ…(笑)

その姿を想像するだけで口元が緩む

- 「あれ？執事くん？」

その声の方へ顔を向けると____

『 … あ、剛典さん』

剛典「おぉ、やっぱ執事くんだった！」

『どうも』

剛典「今日は一人なんだぁ～」

『えぇ…まぁ。』

剛典「あぁー、早くさやか墜してぇ」

『ですから、それは以前言いました様に___ 』

剛典「分かってるよそんな事 .. 俺が墜す前にさやかに堕された」

『だったら… 』

剛典『お前も同じじゃね？』

は？

同じ？

意味わかんないんだけど

剛典「気付いて無いかも知んねぇけど、お前もあのお嬢様に墜されてんの」

『は、何を言って…__ 』

剛典「お前の顔見てりゃ分かるよ」

俺がさやかに堕とされた？

俺が気付いてなかっただけ…？

剛典「お前、さやかの事どう思ってんの」

『 ... 大切なお嬢様ですよ』

剛典「それだけ？」

『 .... 』

剛典「本当は自分でもう気付いてんじゃねぇの？」

＂好きなんだろさやかの事＂

この一言で
全てのピースがはまった気がした

あぁ…俺はさやかの事が

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