B5-2 ページ5
ｶﾞｺﾝｯ
死んでない...？
上を見上げると、僕の頭の上には鎌が何かにぶつかったように動きを止めている。
「なんだこれ...ﾁｯ」
鎌を持ったパーカーの男はそう言うと、鎌を下ろす。
『一体、どうなってるんだ...？』
いきなりの出来事に混乱しながら、机から出る。
「それはこっちが言いてぇよ…あれはなんだよ、ガキ」
『さぁ？僕にも分からない』
鎌を構えながら言われても、実際自分にも分からないから何とも言えないよな...
「...お前、何者だ？」
何者...自分のことなんて分からない。
でも、多分アナウンスで生贄だとか言われてたっけ
『ここでは、多分、生贄だと思うけど...』
「なら、なんで殺せねぇんだよ。ｸｿｯ」
イラつきならがら鎌を持った男は壁を蹴る。
『そういえば、貴方は何者？聞かれてばかりだと嫌だし』
「あぁん？俺は殺人鬼だ！みてたんなら分かるだろ？」
『うん、それは分かった。じゃあ、名前聞かせてよ』
「はぁ？お前に教えるつもりはねぇよ。ガキが。てか、なんでこいつ殺せねぇんだよ！あーイライラすんなぁ...」
『ガキってやだな...僕の名前はA。名前で呼んでよ。』
「はぁ...俺はザック。ザックでいい。」
ｶﾁｬｯ
その音と同時にエレベーターが開く。
「お、開いたか。」
『ザックは、元のフロアに戻るの？』
「今更戻る気はねぇ。俺もお前と同じになっちまったからな...めんどくせぇ」
ザックが面倒くさそうに頭を掻いていると、1人の少女が何かのリモコンを持ってこちらに歩いてくる。
あの叫び声はこの子なのかな...
「お前が開けたのか。」
「うん、先生のポケットにリモコン入ってたから、これ使って開けた。」
先生？ここのフロアの人かな？先生って何かあったのかな...
「そうか、お前頭いいんだな」
「ねぇ、お願いがあるの。
私を
殺して。」
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miki(プロフ) - 鈴錬さん» 分かりました！時間がある時に書きますね！ (2018年8月12日 9時) (
レス) id: 9a548ac54e (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - エディに好きって言ってみた（それをキャシーに見られた）をよろしくお願いします！ (2018年8月12日 9時) (レス) id: 28c60ad67a (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - そう言って貰えると嬉しいです！頑張って更新してきますので、最後まで見ていただけると嬉しいです(o´艸`) (2018年8月12日 5時) (レス) id: 9a548ac54e (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - 続きが楽しみです！キャシー姉さんはエディの次に好きです！ (2018年8月11日 22時) (レス) id: 28c60ad67a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miki | 作成日時：2018年8月11日 13時
