B4-18 ページ26
「ねぇ、レイチェル。何を迷っているの?」
エディはそう言いながら、レイチェルの方、壁の方へ歩いていく。
「ねぇ、君の望みを言ってみてよ…」
「...死にたい。」
僕はその場で見ているしか出来なかった。
ただ見るだけ...
「ほら、やっぱり!僕が殺してあげるよ。」
_約束ってね、破っちゃいけないのよ。
約束は大切な...
『大切な...事だから...』
僕は止まらせていた足を動き出すと、レイチェルの元へ行くために水の上を走っていった。
僕はレイチェルの元にたどり着くと、
レイチェルの手を強く握りしめた。
『レイチェルは...殺させない...約束だから...大切な事だから...』
「...!どうやって水の上を...!」
レイチェルにそう言われて、自分の意識を取り戻した僕は、さっきまで自分のしたことに驚きを隠せなかった。
水の上を...僕が...?
そんなはず...
そう思って、下を向くと靴は水で濡れていた。
嘘...だろ...?
「やっぱり、Aは面白いね!まさか、水の上を走っちゃうなんて!
ねぇ、君って人間なの?
君は何者なの?」
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miki(プロフ) - 鈴錬さん» 分かりました!時間がある時に書きますね! (2018年8月12日 9時) (レス) id: 9a548ac54e (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - エディに好きって言ってみた(それをキャシーに見られた)をよろしくお願いします! (2018年8月12日 9時) (レス) id: 28c60ad67a (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - そう言って貰えると嬉しいです!頑張って更新してきますので、最後まで見ていただけると嬉しいです(o´艸`) (2018年8月12日 5時) (レス) id: 9a548ac54e (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - 続きが楽しみです!キャシー姉さんはエディの次に好きです! (2018年8月11日 22時) (レス) id: 28c60ad67a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miki | 作成日時:2018年8月11日 13時