キャシーの弟が生贄に？！[殺戮の天使]

B4-10 ページ18

「まぁ、とりあえず笑ってみろ。A。」



『えー！やだよ！マジで！誰か助けて〜！(泣』


ｶﾞﾁｬﾝ



上を見てみると、前みたいにザックの鎌が
頭の上で止まっていた。



「固ってぇ！...本当に、お前何者だ？」



『だから、生贄だと思うけど...てか、いきなり攻撃するなって！』


本当に死ぬところだった...危ない...


「殺せないってどういう事だよ。てか、なんだよあの固ってぇの！ｸｿｯ！」


『さぁ、僕にもさっぱり...』


本当になぜ僕は殺されないんだろう。
なんかの能力に目覚めて、無意識に使ってるとか？んなわけないか...


「そういえば、レイ。どうだ？参考になったか？」


本当の目的忘れてたよ。全く...


「うん、やってみる...」



...ﾆｺｯ



「はぁ...目が死んでる。くだらない事に時間使っちまった...」

ザックは、ため息をして、呆れたような顔でこっちを１回見て、少し歩いた。
すると、どこかで鍵が開いたような音がした。

「ほら、早く行け。俺は水の中で気持ち悪りぃし、冷てぇんだからよ」

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