日記 その3 ページ4
ちょっと待ってくれ、聞き間違いではなかったら今エマが俺をお嫁さんにするって言ったか？？
百歩譲って結婚まではいい(いや本当はよくないが…)だが、おっさんであり男の俺がなぜ花嫁にされるんだ？もしかして言い間違えただけか？
「…エマ、それはお婿さんにするじゃないのか？」
「ううん、ライリーさんがお嫁さんになるの！」
残念なことに言い間違いではなかったようだ…そんな発言を実の娘から聞いたレオは、ショックを受けているのか固まっている。それはそうだ、可愛い娘がおっさんと付き合うなんて許す訳ないだろう…しかも、そのおっさんを花嫁という立場にしているのだ。これはまずい、エマがどこか別の道を通りきる前に止めないといけない
「エマ、残念だが俺は男でなによりもうすぐ40になるおっさんだ。花嫁にはなれないし結婚したとしても年の差がありすぎて色々まずいことがあるだろ」
「でも私ライリーさんがいいの。いつも私達のところに来ると必ず私に花束をくれたし、私とよく一緒に遊んでくれたの。それに、私を何年間も捜してくれたのが一番嬉しかったの。だから結婚して、今度は私がライリーさんを大切にするの」
「…それは嬉しい言葉だが、なぜ俺が花嫁の立場なんだ？」
「？ライリーさんが可愛いからに決まってるの」
これは重症だ…おっさんを可愛いと純粋無垢な瞳で当たり前のようにエマは答えた
早く正気に戻さないとエマの将来が心配だ
そう頭をかかえていると、エマが俺の左手を優しく握り、薬指を撫でた
「大丈夫なの！ライリーさんは必ず私が守るの、一緒に暮らせるようになったらライリーさんは勝手にお家から一歩も出ちゃダメなの。パパと一緒の時、パパに近づいたらダメなの、絶対誰にもわたさないの」
「…それ閉じ込めてないか？」
「ライリーさんを守っているの！」
俺がいない間、エマはなぜこんな思考になったのだろうか…あとでこのことをエミリーに相談しよう…そうエマと話し合っていると、固まっていたレオがようやく動きだした
「リ、リサ。フレディじゃないとダメなのか？別の奴はいないのか？」
「ライリーさんじゃなきゃダメなの。ライリーさん、将来についてあっちで話すの」
「ちょっと待て、リサ。フレディと2人っきりとはほっとけないな」
そう言ってレオは俺のもう片方の手握って最初の状態に戻るんだが…本当にどうしようか
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A - 好きです！ 更新頑張ってください！ (2021年2月14日 14時) (
レス) id: 6a4b6c1b87 (このIDを非表示/違反報告)
化け猫商店(プロフ) - トシ@堕落した元天使さん» コメントありがとうございます！かなりマイペースに投稿しますが頑張ります！ (2021年1月8日 0時) (レス) id: a30f808352 (このIDを非表示/違反報告)
トシ@堕落した元天使(プロフ) - 弁護士推しの私にはご褒美でしかないなこの小説！！ (2021年1月6日 16時) (レス) id: 4eab459e35 (このIDを非表示/違反報告)
化け猫商店(プロフ) - コメントありがとうございます！なぜかって？弁護士が推しだからさ(｀・ω・´) (2019年7月20日 14時) (レス) id: a30f808352 (このIDを非表示/違反報告)
無言様 - いや待ってなんで弁護士にしたのwwww笑う無理wwwwww最高すぎるw最高の作品ありがとうwww (2019年7月20日 12時) (レス) id: ca45ce979a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：化け猫商店 | 作成日時：2019年6月13日 10時
