ep7 ページ7
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「なんでそんな嘘ついたの」
「困らせたかったんだも〜ん」
「あぁベッキョンくんがかわいそう」
「ベッキョンくんとご飯食べるよりミンと食べる方が気楽でいいじゃん」
「それとこれとは別でしょ」
ベッキョンくんに合コンとか言っといて急遽ミンと行きつけの洒落たレストランでディナー。
「今日の合コンはどうでしたかミン氏よ」
「収穫ゼロでしたA氏よ」
そう、ミンは合コン帰り。
夕方から始まったけど男性陣が嫌味ったらしくて相当ウザかったとか。
我慢出来なくなったミンが論破して撃退し19時には解散したらしい。
それで超絶暇してた私に誘いが来まして。
お酒も進みほろ酔いくらいになってきた今現在22時です。
「合コンに来るような男とか私は嫌だなぁ」
「Aはわかってないなぁ、玉の輿にのる一番手っ取り早い手段なのよ？」
「玉の輿より容姿性格重視なんで」
今は学生だからこういう意見なのかもしれないけど私は経済力があるだけの人より容姿性格が優れている人の方が断然いい。ヒモ男に引っかかる性質でございます。
「ベッキョンくんじゃダメなの？容姿性格共にハイスペックじゃん」
「ハイスペックすぎてダメなの」
「意味がわからん」
「だってさ！？あんなハイスペック彼氏が存在するとしよう。一緒に歩いててこっちが恥ずかしくなるし彼女いようがお構い無しに寄ってくる女ども。プラス彼は年下！私はエスコートしてくれるハイスペック年上彼氏が欲しいのー！」
「別に年上だろうが年下だろうがどっちでもよくない？」
「正味どっちでもいい。私を引っ張ってくれたら。」
「だってよ！ベッキョンくん！」
「は！？」
「じゃあAさん俺でもいいじゃないですかー！」
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続く (更新停止中)
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作者名：ひとみ | 作成日時：2017年1月12日 14時
