だから地球は丸いんだ【ハイキュー戦争パロ】

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「じゃあ、俺そろそろ行きます」




「松川さん」






不思議そうに振り返る松川さんに言う







「聞きたいことがあるんですけどいいですか？」








……………………………




英くんは薪を集めに行ってて家にはいなかった
けどお母さんがいるから家の側の河原に行った





また途中でお母さんに話を遮られたらとか考えてない断じて





「ここ、よく徹と来たんです」





「ここが…」






どうやら徹に秘密の河原があると聞いていたそうで初めて来たのに懐かしそうな顔をしてた



川の近くに並んで座る






「話って？」





「徹は……兵士としての徹はどんなでした？」







それだけ、どうしても聞きたかった



徹が信用してる松川さんに、聞きたかった


松川さんは、少し考えてから言った







「………いつも周りを笑顔にさせるやつでした」






と、柔らかい笑みでつぶやくように






「Aさんから見た及川はどんな奴でした？」






…………………






「……いつも、笑顔でした
このご時世で苦しい最中、いつも笑顔でした」






……でも、分からない



分からないんだよ徹……






「徹が見せたのは、いつも笑顔ばっかで……
私っ…！徹に″本当の笑顔″でいさせてあげられたのか…っ！」






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