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ヴァイオプレイ中。
怯える私が相当面白いのだろう。
荼毘くんは後ろから「お、そこいるぞ」と嘘の情報を流してくるし、弔くんはプレイ済みだからと教えるふりをしてトラップに嵌めてくる。
プレイし始めて少し経った頃にトガちゃんが来たが、「リ〇カーはかぁいくないけどケルベロスはカァイイので好きです！」と可愛らしい笑みを浮かべて言ってきたので「平気なら変わって」と頼んだところ断られてしまった。
連合メンバーはそろって鬼畜だなぁ…と悲鳴を上げつつ頑張っていると、またドアの開く音。
「よっ！揃って何してんだ？俺も混ぜてくれ！混ざらねぇよ！」
「じ、仁くん！！！！」
「おっ？Aちゃんどうした？どうもしねぇよ！」
「あ、あの、ヴァイオやってるんだけどもう限界で、あの、プレイ変わってくれない…？」
私がそういうと、仁くんはチラッと弔くんを見て
「すまねぇな！他を当たってくれ！」と言った。
「おいおいA、人にプレイを押し付けるのはよくないよなぁ？」
「ブーメランだぞ！！！」
首捥げる勢いの超絶ブーメランをはなった弔くんの手が私の頭をポンとなでる。
「最後まで自分でやるよな？」
「ヤリマス」
だからその手を放して。
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あの後本当に最後までプレイを強要され、必死こいてクリアして、現在。
黒霧に頼み、部屋まで送ってもらった。荼毘くんを道連れにして。
「おい放せ変態」
「イヤだね！だってまだ今日は荼毘くんとイチャついてないんだから！」
「普段からイチャついたりしてねェだろテメェの頭どうなってんだよ！」
半分冗談である。半分。
「荼毘くんにお礼がしたかったの」
「礼なんかいらねェ」
あっさり断られても、それで引く私ではない。
「荼毘くんの願い、叶えましょう。」
「どこの壱原〇子だよ」
「ホ〇ック知ってるんだね」
「おふざけはともかく。本当に教えてよ。荼毘くんの願い」
「ねェよ」
「……無いの？」
「あァ」
「一つも？」
「ねェな」
荼毘くんには何か願いというか。目標というか、そういうのがあるんだと思ってた…。
「てめェに叶えられる願いはなにもねェ」
「そういう意味？！」
紛らわしい！！！
「私に叶えられない事なんてないよ、たぶん！私、まだ個性使った事無いから」
「個性…？」
「私の個性、話したことなかったっけ？」
「ねェよ」
まじか、というか今日の荼毘くん「ねェ」ばっかりだな
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m(プロフ) - コメント失礼します。どちらのエンドも作ってくださるとは本当に有難いです。これから、更新再開にワクワクした気持ちで待つのが楽しみです。これからも心より応援しております。この作品を作ってくださり、読者のことを考えてくださり、本当にありがとうございます。 (2023年2月10日 21時) (
レス) @page36 id: 0d9b393e0f (このIDを非表示/違反報告)
どこぞのオタク - ぅぴゃぁ 尊い (2023年1月22日 17時) (レス) @page25 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
モブZ(プロフ) - 話の内容や主人公の性格性とか荼毘の言動とかめっちゃ好きです！更新頑張って下さい！ (2023年1月22日 2時) (レス) @page24 id: 4e3074e3cf (このIDを非表示/違反報告)
燈 - 社畜に年末年始など無いのです。更新遅くてすみません、気長に待って楽しんでいただけたら幸いです。コメントありがとうございます。励みになります。 (2022年12月28日 14時) (レス) id: 9e19da6f1a (このIDを非表示/違反報告)
かもめさ - 最高すぎます…！！！もう好きでしかないです。更新を楽しみにしています！！！ (2022年12月21日 11時) (レス) id: 41ebbd34c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燈 | 作成日時：2022年12月7日 11時
