5__悪夢の幕開け�� ページ5
自分の太ももを見て驚いた。
ピンク色のアザがある。
まさか轟くんがこんな場所にキスマークを？笑
いや違う。これはどこかで見……
「悪趣味野郎の………」
轟くんの一言で一気に血の気が引いた。
私はいつの間にヴィランに襲われていたんだろうか。
「ニュースでは個性不明って言ってたよな。」
個性不明…。
『もしかしたら本当にただの悪趣味野郎かもしれないしとりあえず病院行くよ！それに倒れた時に脚を打ったのかも…！』
嫌な予感もしたが私だってヒーローだし、
こんなもの別に大した事ないと思ってそう返した。
「そうだな、とりあえず病
「嘘だろ。」
その時、
さっきまで黙っていた勝己が急に口を開いた。
「…こんなの嘘に決まってやがる。」
…………勝己？
「おい半分野郎！これはお前が付けたんだよなァ？！そうだよなァ？！そうだって言えよ！！なァッ！！」
驚いた。
勝己は急に轟くんに声を荒らげたかと思ったら、
目に涙を浮かべていた。
そんなに私の浮気を疑っているのだろうか。
そんな事も考えたが、簡単には済まないもっと深刻なものが潜んでいるような気がした。
「俺は本当に付けてねぇ。それにこれはさっきニュースで見たやつと同じだ。」
轟くんが冷静に答えると不穏な空気が立ち込める。
勝己もようやく落ち着きを取り戻し再び黙り込んだかと思った時、少し震えた声でポツリと口を開いた。
「………轟。」
「Aが目覚めた後、Aに触れたか？」
その意味不明な質問に私は混乱したが、轟くんは
「触った。」
とまたも冷静に答えた。
確かに目が覚めた後
頭が痛いと言ったら優しく撫でてくれた。
「………いいかよく聞け。」
「あのヴィランの個性、」
「記憶操作だ。」
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華(プロフ) - 緑風さん» ありがとうございます！また新しい作品が書けたら書きたいので是非よろしくお願いします...！ (2019年9月30日 11時) (
レス) id: 829e9099e6 (このIDを非表示/違反報告)
緑風 - もっと早くこんな作品に出会いたかった！主人公の記憶が塗り替えられていく過程がすごく印象的でした。感動しました。このままどんどん続編読んでいきますね！ (2019年9月17日 1時) (レス) id: b476641bcb (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - ＊あまふく＊さん» ありがとうございます！あああ続編まで本当に嬉しいです(T_T)これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年3月6日 20時) (レス) id: 3752a9b114 (このIDを非表示/違反報告)
＊あまふく＊(プロフ) - かっちゃん推しなんで嬉しいです！記憶が反対になってしまうなんてなんて切ない...！！泣きました。続編なども見させてもらってます！これからも頑張ってください！ (2019年3月5日 23時) (レス) id: cfae17b029 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - ミライさん» そのお言葉が大変嬉しいです(T_T)(T_T)こちらこそ本当にありがとうございます！！ (2019年2月18日 2時) (レス) id: bddee0af4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華 | 作成日時：2019年1月2日 0時
