轟くん、その４７ ページ8
「雄英体育祭が迫ってる」
そんな相澤先生の言葉と共に起こるざわめき。
おはようございます、Aです。
オムライス事件から一夜明け、朝のHRで相澤先生が発した言葉、『雄英体育祭』というキーワード。
かつてのオリンピックうんぬんで、それはそれは盛り上がる学校行事。
プロヒーローも見に来るらしい。
目立てば目立つほどプロヒーローに見てもらえるってわけだ。もちろんいい方でね。
「体育祭かあ。有名だよね、ここの」
「ああ」
いつもの表情を保っている隣の轟くんに話しかける。
「あれ、そんなにワクワクしてない？」
「してねえわけねぇだろ」
「おお！ポーカーフェイス……！！」
よし見れば、確かに表情が少し和らいでるような気がしなくもない。
うーん分かりづらい。
でも少しだけ曇っているかな……？なんでだろう。
・
・
「Aちゃん！体育祭だってね！」
「おう、落ち着けお茶子ちゃん。どうどう」
食堂で飯田くんとお茶子ちゃんに会った。
いつも一緒にいるはずの緑谷くんはオールマイトに呼ばれたとかなんとかで。
それを聞いたときの轟くんの顔は心なしか厳しくなっていた。
「お互い頑張ろうねAちゃん！」
「うん！」
お茶子ちゃんは小さくガッツポーズをして笑った。あああ可愛いなああああ。
「おい、顔ひでえぞ」
「はっ！私は何を！」
轟くんの言葉で我に返る。
危うくお巡りさん呼ばれるところだったかも。
「いやあ〜お恥ずかしい。よーし今日はうどんだー！」
「冷たいやつな」
「分かってる、分かってますー」
どんだけバカにされるんだ、私。
余談だけど、冷たいうどんでふーふーをしてしまった私は、それをばっちり見ていた切島くんに苦笑いされた。
穴があったら入りたいけど、轟くんに見られなかっただけマシかな。
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長月始(プロフ) - わかりました (2017年9月2日 15時) (
レス) id: 14d941bd84 (このIDを非表示/違反報告)
ぱしゃん - 長月始さん» それでも出来ないようなら、お手数ですが、一番下の作者名のところから入ってください。すみません。 (2017年9月2日 15時) (レス) id: 4636ddc446 (このIDを非表示/違反報告)
ぱしゃん - 長月始さん» 時間を置いてからじゃないとダメみたいですね…。ぜひ時間を置いてから、3もよろしくお願いします！ (2017年9月2日 15時) (レス) id: 4636ddc446 (このIDを非表示/違反報告)
長月始(プロフ) - この小説の続きを見るを押したんですけど、続きにいかずに2に戻ってしまいました。 (2017年9月1日 21時) (レス) id: 14d941bd84 (このIDを非表示/違反報告)
ぱしゃん - 詢麻さん» ぎゃああああホントですかありがとうございますうううう禿げて倒れます(?)ありがとうございます。 (2017年8月30日 20時) (レス) id: 4636ddc446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱしゃん | 作成日時：2017年8月11日 11時
