轟くん、その７１ ページ32
「これは、主語がこれだから動詞は……ってA、大丈夫か？」
「うっ頭が、古傷が痛む……」
「おい」
スコンとチョップを喰らい、少し冷静になったので状況を説明しようか！
難しい。
この一言に尽きる。説明もへったくれもないね。
だって轟くん、教え方上手だけど速い！ペースが速いんだ！！
「轟くんや、もう少しゆっくりしてくれないかい……？」
「そうか、分かった。でもお前、そこまで馬鹿じゃねえんだからだいたい分かるだろ？」
「ありがとう、なんか自信ついた！」
「その調子だ」
轟くんに褒められるとなんか嬉しい。自信つくわそりゃ。
ちなみに、私の成績順位は中の上くらいなんだけど、私は理解力が低い。何分も考えてなきゃ分からないものもある。
「ここさ、isとかareとかじゃなかった？」
「それは原形に戻さねえと駄目だから、そこはbeだ。てかそれ、中学のだけど」
「嘘。ド忘れしてた」
中学で習ったものも忘れるという始末。どうやって私偏差値79受かったんだっけ。
あ、将来どうなるんだろ私。
「将来どうなるんだろうな、お前」
「すごい、そっくりそのまま言ってる、エスパー？」
轟くんは、は？という顔をして、また教科書に目を落とした。
こんな馬鹿には構ってられないってか。
見てろよ。
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長月始(プロフ) - わかりました (2017年9月2日 15時) (
レス) id: 14d941bd84 (このIDを非表示/違反報告)
ぱしゃん - 長月始さん» それでも出来ないようなら、お手数ですが、一番下の作者名のところから入ってください。すみません。 (2017年9月2日 15時) (レス) id: 4636ddc446 (このIDを非表示/違反報告)
ぱしゃん - 長月始さん» 時間を置いてからじゃないとダメみたいですね…。ぜひ時間を置いてから、3もよろしくお願いします！ (2017年9月2日 15時) (レス) id: 4636ddc446 (このIDを非表示/違反報告)
長月始(プロフ) - この小説の続きを見るを押したんですけど、続きにいかずに2に戻ってしまいました。 (2017年9月1日 21時) (レス) id: 14d941bd84 (このIDを非表示/違反報告)
ぱしゃん - 詢麻さん» ぎゃああああホントですかありがとうございますうううう禿げて倒れます(?)ありがとうございます。 (2017年8月30日 20時) (レス) id: 4636ddc446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱしゃん | 作成日時：2017年8月11日 11時
