相澤妹、爆豪を食べたい。 (ページ4)

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食べたい２ページ4

私はセントラル広場…だっけ？忘れた。まぁいいや。

あ、さっき「動きますか」って言ったけど今回は「殺せ」とも「抹消しろ」とも言われていないから治療担当(って勝手に思ってる)

めんどくさいから動かないだけだけどね。なーんて弔に言ったら怒られちゃうー。

勘だけどザコヴィランは駒だし、パッと見オコチャマ達もそこそこデキる。だからほぼ負けるかな、今回は。

何人生き残るかな―うふふ。

脳内一人劇場を楽しんでいると兄の肘が崩れるのが見えた。

『いいねぇ、いいねぇ…崩れてる。』

久しぶりの兄の不幸。「めんどくさい」の感情は消え、興奮を抑えきれずにピョンっと跳ねて、弔に近づく。

兄は集団との長期決戦は向いていない。短期決戦が向いている。なぜなら私もそうだから。

正面から挑んだのはたぶんオコチャマ達に安心を与えるため。かっこいいねぇかっこいいねぇ。

でも。

「『本命は俺じゃない/本命は弔じゃない』」

「…ッ！！」

あぁ、いいねぇ。驚きを隠せない兄の顔。

「A…！！」

その面を直視した私は、興奮で荒い息と赤面を抑えられない。

『すんっごいいいねぇ、その顔…うん。会いたく無かったよ！お兄ちゃん！』

だめだ、興奮で、ニヤける。