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『 私、爆豪くんに助けられてばっかりだし、ちょっとくらい役に立ちたい！こんな時くらい頼ってほしいよ？ 』
冷えピタを取り出して彼に目を移すと
そっぽを向いてたはずの赤い瞳が
じっと私を捕らえていた。
『 あ、の、、、聞いてる？』
視線がぶつかったまま、なにも言わない爆豪くん。
『 べ、別に、無視しなくたっていいのに 』
素直に伝えたつもりがただ見つめるだけで
なにも反応しない事に不貞腐れた私は、ただ彼を見つめ返した。
爆「 そういうの平気で誰にも言うのやめろ 」
『 、、、え？ 』
そう言って、爆豪くんが起き上がったと思ったら
私の頭の後ろには彼の熱を持つ手が回されていた。
『 ば、、くごう、、くん、、？ 』
周りの空気まで熱く感じる程、
見たことのない彼の甘ったるい視線。
ただ自分の心臓の音がバクバクと響いていた。
離れなくちゃいけないのに、動けない。
目の前にいる彼の視線は私の唇に向けられていて、
彼との距離だけがどんどん縮まっていく。
どうしていいのかわからず固まっていると
あとほんの１ｃｍの距離になった時、彼が意地悪に笑った。
爆「 なにしてんだよ、はよ、貼れや 」
『 あ！ご、ごめん /// 』
慌てて冷えピタを剥がし、
緊張で震える手で爆豪くんの額に貼った後
逃げるように距離を取った。
爆「 ってめェ、もっと丁寧にやれや 」
『 じゃ！じゃあ！ゆっくり休んでね！また明日っ！ 』
爆「 は？、、、おい！ 」
話しかけているのに気づいていたけど、
ろくに顔を見れず、勢いよく爆豪くんの部屋を飛び出した。
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pi(プロフ) - あかりさん» あかりさんコメントありがとうございます！更新楽しみにしていただけてるなんて嬉しすぎます（ ; ; ）変わらず楽しんでいただけるように頑張ります！ (2023年2月14日 20時) (
レス) id: 5ffb248159 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 可愛くて更新ずっと待ってしまいます！！次の更新も楽しみにしてます！ (2023年2月14日 16時) (レス) @page19 id: 54862b6f0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pi | 作成日時：2023年1月27日 0時
