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切島side
『 でも、、、帰ってきてよかった、おかえりなさいっ 』
うるうると目に涙を溜めたまま
上目遣いで俺を見るAを見た瞬間、
広間にみんながいることを忘れて
気づけばAの肩を引き寄せていた。
切「 っその顔は、、なしだろ、、 」
『 ちょ、、えいじろくん ？ 』
小さい肩を引き寄せ、Aの髪から
ふわっと花の匂いがした瞬間
自分がした行動に気づいて、ふと我にかえった。
切「 わ、わりぃ！顔みたらつい、、、 」
『 う、ううん ！ 』
切「 それに、、ごめんな、泣かせちまった 」
頬に残る涙の後をそっと親指で撫でると
“泣いてない”と笑った彼女を
もう絶対に不安にしないと誓った。
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上「 てか神野の時といい、今回といい、お前ら毎度すげぇことになって帰ってくる！怖いよいいかげん！ 」
瀬「 それで言ったらAちゃんもすげーよな 」
『 え？わたし？ 』
上「 あれ？Aちゃんヒーローニュース見てねぇの？ 」
『 うん、インターン中はあまりスマホ見てなかったから 』
切「 ホークスんとこ忙しそうだもんな 」
上「 ん〜とねぇ、、、あ！これこれ！ 」
電気くんのスマホの画面には
パトロール中のホークスと私の写真。
見出しは ” ホークス期待のサイドキック！！”
さらには ”可愛すぎるウィングヒーロー” とまで記されていた。
『 なっ、なにこれ！？ 』
上「 “可愛すぎるウィングヒーロー”だってよ〜！とうとう全世界にAちゃんの可愛さが知れ渡っちまったな〜 」
『 電気くん！からかってるでしょ 』
上「 いや！からかってねぇって！ 」
『 うそばっかり〜 』
むくれた私を見て”違うって〜！”と
謝り続ける電気くんをお構いなしに無視すると
彼は周りに聞こえないように耳元で囁いた。
上「 もしかしてもう忘れたとか？ 」
『 ん？なんのこと？ 』
上「 俺がAちゃん大好きってこと 」
『 っ/// な！、、忘れてないよ、、 』
いつの間にかさっきまでの立場が逆転していて
悪戯に笑ってみせる彼には、敵わないなと思った。
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pi(プロフ) - あかりさん» あかりさんコメントありがとうございます！更新楽しみにしていただけてるなんて嬉しすぎます（ ; ; ）変わらず楽しんでいただけるように頑張ります！ (2023年2月14日 20時) (
レス) id: 5ffb248159 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 可愛くて更新ずっと待ってしまいます！！次の更新も楽しみにしてます！ (2023年2月14日 16時) (レス) @page19 id: 54862b6f0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pi | 作成日時：2023年1月27日 0時
