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『 やっぱり眠れないや、 』
あれから部屋に戻って、すぐにベッドに入ったけど
沢山泣いた後で目も腫れて、頭も痛くて最悪な状態だった。
風に当たろうとベランダにでても
なんだかじっとしていられなかった。
冷たいものでも飲もうかななんて
広間に降りてソファに座った時、
キッチンスペースから音がして誰かいるのがわかった。
『 え、、電気くん、、、？ 』
上「 わ！びっくりした、、Aちゃん？どした？ 」
『 なんか、眠れなくて、、、 』
上「 そっか、、、俺も一緒！ 」
薄暗い広間のソファに２人で腰を下ろして
電気くんがとってきてくれた缶ジュースを開けた。
『 っぷはぁ〜おいし 』
上「 やっぱ冷たいのに限るよな〜 」
『 でも、余計に目覚めたかも 』
上「 マジでそれ 」
俺２本目だけどね！なんて
調子良くウィンクした電気くんと
小さな声でくすくす笑い合った。
上「 起きててよかった〜 」
『 サイダー飲めたから？ 』
上「 いや、俺サイダーそんな好きなわけじゃねぇって！ 」
『 ふふっ、じゃあなんで？ 』
また一口ゴクっと飲んでから
電気くんはこっちを見てニコッと笑った。
上「 Aちゃんの笑ってる顔見れたから 」
『 笑ってる顔、、、？ 』
上「 ん〜、 なんつーか、ずっと浮かない顔してたじゃん？でも、俺、なんて言っていいかわかんなくて、、、」
上「 俺は爆豪とか切島みたいに漢らしくねぇ。変なことしてAちゃん笑わせるくらいしかできねぇし 」
上「 俺が行ったとこで何になるわけでもなかったと思うけど。 助けに行かなくてすげぇ後悔した 」
外の灯りが反射して見えた電気くんの顔は
いつになく真剣で少し辛そうでびっくりした。
『 笑わせるくらいしか、、じゃないよ 』
上「 え？ 」
出会った時から良くも悪くも、
電気くんはすごくフレンドリーで話しやすかった。
Ａ組のみんなと馴染めたのも彼のおかげだと思ってる。
『 電気くんといるといつも自然と笑っていられるし。私だけじゃなくて周りのみんなが思ってると思う！それってすごいことだと思うよ 』
『 だって、誰かを笑顔にできるのって、最高のヒーローじゃない？ 』
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pi(プロフ) - ひなたさん» ひなたさんコメントありがとうございます（ ; ; ）キュンキュンしていただけて嬉しいです！続編も楽しんでいただけますように♡ (2023年1月27日 0時) (
レス) id: 5ffb248159 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 最高です。キュンキュンしすぎて心臓が爆発するところでした。これからも頑張ってください‼︎続編お待ちしてます‼︎ (2023年1月25日 22時) (レス) @page50 id: 56b55d3630 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pi | 作成日時：2023年1月4日 5時
