*3話 贈り物* ページ5
黒死牟さんと他愛ない話をしていると、他の上弦…半天狗さんは除く…が会いに来てくれた。
「Aちゃん、久しぶりだね。人間の成長はあっという間だなぁ」
「そう言いながら胸見てくるの止めてください。万世極楽教の教祖様は変態だって、信者の皆さんに言いふらしますよ」
「そんなに怖い顔しないでよー、美人が勿体ないよ?」
クスクスと笑う童磨さん。禍々しい匂いがする方を向くと、猗窩座さんが童磨さんを睨みつけていた。
「A、これあげるわ!アンタは美しいからきっと似合うわよ」
堕姫さんが、珊瑚の玉簪をくれた。
髪をまとめ、もらった簪を挿す。
「やっぱり思った通り、似合ってるわ」
堕姫さんが微笑む。お礼を言うと、頭を撫でられた。
猗窩座さんが、顔を赤くしながら向日葵をくれた。
「えーっ!猗窩座殿、花なんて渡す柄じゃないだろー」
「…」
怒った猗窩座さんは、童磨さんの顔を殴った。
弾け飛んだ顔は、直ぐに元通りになる。
…猗窩座さんから、向日葵を貰う時、恋しく思うような…甘く切ない匂いがした。
猗窩座さんと話す時にたまに感じるこの匂い。もしかして、猗窩座さんには愛する人がいたのだろうか。
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愛しています - 更新頑張ってください\\\٩(๑`^´๑)۶//// (2021年10月27日 21時) (レス) @page15 id: 4c75cf9549 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 更新大変でしょうががんばってください (2020年4月22日 16時) (レス) id: 3f59961631 (このIDを非表示/違反報告)
みはる - なんか、、、すごく面白いです!(語彙力がなくてすみません、、、) 続き楽しみにしています! (2020年4月17日 8時) (レス) id: bdd41f57a7 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - めちゃくちゃ面白いくて言葉になりませんでした (2020年4月10日 22時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - この話とても面白いです!これからも投稿お願いします! (2020年4月8日 20時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ami☆ | 作成日時:2020年1月23日 17時