*12話 出逢い* ページ14
夜、黒死牟さんが活動している間に私は寝ている。
ただ、今日は昼間のこともあり、眠れなくて…
散歩をしていた。
今日は満月。とても綺麗だ。
黒死牟さんは今食事中だろうか。
私は…"鬼"が人を喰らう姿を見たことがある。
黒死牟さんとかは見せないようにしているようだけど、童磨さんは見せつけるように私の目の前で喰べる。
幼い頃からその光景を見ているからか、気持ち悪いとは思わず…
寧ろ、美しいとさえ思ってしまう。
きっと黒死牟さんが食事をしている姿は一等美しいだろうなぁ。
童磨さんのせいで私の好みは、他の人とのそれとは違うのかもしれない。
私は…月光に照らされ、てらてらした血にまみれた黒死牟さんが、食事をしている姿を見たい。
きっと、ぞっとするほど美しいことだろう。
そんな妄想をしていると、後ろから声をかけられた。
「…もしかして、Aちゃん…?」
誰だろう。振り返る。
そこには、黄色い髪をした少年がいた。
…誰?本当に知らない。
「えっと…誰…?」
服装的に鬼殺隊士。護身用に差している黒死牟さんにもらった刀の柄にそっと手を置く。
彼は慌てて両手をぶんぶん振る。
「お、俺は別に君を殺そうとかしてないよ!だからそんなに警戒しないで!!」
「…そう」
嘘はついてない。刀から手を離す。
「どうして私の事を知ってるの?」
「炭治郎に聞いたんだ。俺、炭治郎の友達の我妻善逸。よろしくね」
*13話 炭治郎の双子の妹*善逸視点→←*11話 親代わり*
2130人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛しています - 更新頑張ってください\\\٩(๑`^´๑)۶//// (2021年10月27日 21時) (レス) @page15 id: 4c75cf9549 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 更新大変でしょうががんばってください (2020年4月22日 16時) (レス) id: 3f59961631 (このIDを非表示/違反報告)
みはる - なんか、、、すごく面白いです!(語彙力がなくてすみません、、、) 続き楽しみにしています! (2020年4月17日 8時) (レス) id: bdd41f57a7 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - めちゃくちゃ面白いくて言葉になりませんでした (2020年4月10日 22時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - この話とても面白いです!これからも投稿お願いします! (2020年4月8日 20時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ami☆ | 作成日時:2020年1月23日 17時