＊4話＊ ページ4
勝負は一瞬でついた。
私の目の前で3人が地面に突っ伏している。
「ちょっとやりすぎたかな」
おーい、とペシペシ頬を叩くと、それぞれ目を覚ます。
「つ、強すぎ…」
「さすが、元柱だ…」
「クソッ」
ピクピクと体が震えている。やっぱり強く打ち過ぎた。起き上がれないみたいだ。
「昼餉の準備するから。体の痛みがマシになったら居間に上がっててね」
踵を返し、屋敷へと戻った。
昼食の準備をし終わった頃には痛みがだいぶ引いたようで、三人とも居間に座っていた。
「どうぞ。まだ余ってるから、たくさん食べてね。たくさん食べれば食べた分だけ力になるから」
そう言うと、3人はご飯を食べ始める。
気持ちがいいほどの食べっぷりだ。作った側としてはとても嬉しい。
「美味しいです！」
「ありがとう。付け合せの桃はね、この屋敷で取れたものなの」
「甘くて美味しいです！」
「…うめぇ」
ガツガツ食べている姿を見ると、つい笑みがこぼれる。
にこにこして3人を見ていると、意を決したように善逸が私を見る。
「Aさんってその…鬼殺隊士相手に色を売ってるんですよね…？」
「そうだけど…それだけじゃない。みんなそれぞれしたいことに付き合ってる感じかな」
こうして手合わせに来る人もいれば、稽古を頼みに来る人もいる。
愚痴をこぼす相手が欲しくて訪れる人もいれば、芸を買いに来る人もいる。
そう言うと、炭治郎は
「どうして柱を辞めたんですか？」
そう聞いてきた。
「うーん…考えが変わったから…かなぁ…？」
「それはどういう＿」
炭治郎の言葉は、いきなり開いた戸の音によって消された。
戸の先には義勇が立っていた。
「あら、義勇。久しぶりね。元気にしてた？」
「炭治郎。どうしてここにいるんだ？」
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星 - 小説とても面白いです！私は炭治郎と善逸と猗窩座が好きです！更新頑張ってください！ (2021年1月6日 17時) (
レス) id: 43b4052d04 (このIDを非表示/違反報告)
らいむ(プロフ) - とっても続き気になります！！更新頑張ってくださいー！応援してます！ (2020年3月13日 1時) (レス) id: e597277fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます！ 更新ゆっくりかもしれませんが、頑張ります…！ (2020年1月28日 21時) (レス) id: 8fb5979ada (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 続き気になる！更新頑張ってください！ (2020年1月28日 21時) (レス) id: ea8e5cf766 (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - ろーる??さん» 返信遅くなってすみません…。ありがとうございます！女の子2人、早く書くためにも頑張ります…！ (2020年1月23日 15時) (レス) id: 8fb5979ada (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ami☆
| 作成日時：2020年1月1日 20時
