*3話* ページ3
今日の客は3人。
黄色い髪をした少年と猪の頭の被り物をした少年と耳飾りをした少年。
黄色い髪をした少年はあまり乗り気ではなさそうだが、猪の頭の被り物をした少年…伊之助と呼ばれていたか。
彼はだいぶ乗り気のようだ。
それから、耳飾りの少年。彼は目をキラキラと輝かせて私のことを見ていた。
彼も手合わせに乗り気のようだ。
家の中から竹刀を5本と水を持ってくる。
「あぁ、そういえば自己紹介がまだだったね。私は
「俺は我妻善逸です!あ、あの…良かったら手合わせじゃなくて…」
「俺は竈門炭治郎です。そこに倒れているのは嘴平伊之助です」
「竈門炭治郎…? 鱗滝さんが言っていたのは君だったのね」
耳飾りをした赫灼の子。鬼を連れた剣士。
「私、貴方には期待してるの。頑張ってね」
頭を撫でると、はにかんだ笑顔を浮かべた。
伊之助には水をかける。ドボドボとしばらくかけていると、ゴフッ、ゴホッと音を立てて起き上がった。
「気ぃ失ってたぜ!お前、強いな!」
「お前じゃなくて雨海Aさんだ」
「名前なんてどうでもいい!絶対に勝ってやる!」
「血気盛んなのは良いことだけれども、相手の実力を見誤るのはだめ。私が鬼だったら、貴方は今頃胃の中よ」
仲間と力を合わせることも大切なんだからね。
そう言うと、うるせー!と言われてしまった。
お節介だったかな。でも、折角素質はあるのに、1人で戦って無駄死にしてしまっては元も子もないからね。
善逸と炭治郎に竹刀を1本ずつ渡し、伊之助には2本渡す。
「3人纏めて相手したげる。殺す気でかかってきて」
「なんで真剣じゃねーんだよ!真剣勝負だ!」
「だめ。真剣だと貴方達を殺めてしまう」
にんまり笑うと、ブチッと何かが切れる音がした。
「ぜってー殺ってやる!」
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星 - 小説とても面白いです!私は炭治郎と善逸と猗窩座が好きです!更新頑張ってください! (2021年1月6日 17時) (レス) id: 43b4052d04 (このIDを非表示/違反報告)
らいむ(プロフ) - とっても続き気になります!!更新頑張ってくださいー!応援してます! (2020年3月13日 1時) (レス) id: e597277fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます! 更新ゆっくりかもしれませんが、頑張ります…! (2020年1月28日 21時) (レス) id: 8fb5979ada (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 続き気になる!更新頑張ってください! (2020年1月28日 21時) (レス) id: ea8e5cf766 (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - ろーる??さん» 返信遅くなってすみません…。ありがとうございます!女の子2人、早く書くためにも頑張ります…! (2020年1月23日 15時) (レス) id: 8fb5979ada (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ami☆ | 作成日時:2020年1月1日 20時