*2話* ページ2
烏に案内されて着いたのは、沢山の桃の実がなる小さめな屋敷。
屋敷の戸が開くと、ひとつに結んだ水色の髪に冬の海のような色の瞳をした綺麗な女が姿を現した。
彼女は桃色の着物を着ていた。
「ようこそ、おいでくださいました」
彼女は深々と頭を下げる。
善逸は彼女のその美しい容姿と所作に感心し、言葉が出ない。
それは炭治郎も同じ。
しかし、伊之助は…
「お前か!強い奴ってのは!俺と戦え!」
2本の刀を抜くと、彼女に突進する。
彼女の体がひらりと舞う。何度伊之助が突進しようとも、刀を振ろうとも、彼女に届くことはない。
「貴方達は私と手合わせをしに来たの?」
「あ、いや、ちが_」
「そうだ!逃げるばかりじゃなくて刀を抜きやがれ!」
善逸の言葉は伊之助によって遮られる。
彼女は伊之助の攻撃を避けることをやめ、肘を彼の背中に落とす。
ゴスッと音がして、ドサリと伊之助がその場に倒れる。
それを見ていた善逸の顔は真っ青で、
「い、いやぁぁぁぁぁぁああ!伊之助ぇぇぇぇぇぇえ!」
汚い高音が響いた。
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星 - 小説とても面白いです!私は炭治郎と善逸と猗窩座が好きです!更新頑張ってください! (2021年1月6日 17時) (レス) id: 43b4052d04 (このIDを非表示/違反報告)
らいむ(プロフ) - とっても続き気になります!!更新頑張ってくださいー!応援してます! (2020年3月13日 1時) (レス) id: e597277fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます! 更新ゆっくりかもしれませんが、頑張ります…! (2020年1月28日 21時) (レス) id: 8fb5979ada (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 続き気になる!更新頑張ってください! (2020年1月28日 21時) (レス) id: ea8e5cf766 (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - ろーる??さん» 返信遅くなってすみません…。ありがとうございます!女の子2人、早く書くためにも頑張ります…! (2020年1月23日 15時) (レス) id: 8fb5979ada (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ami☆ | 作成日時:2020年1月1日 20時