10年後の屋上 ページ24
「…え…？」
突然隣から聞こえた懐かしい声に、変な声が出た。
隣を向くと君がいて、あの時と変わらない優しい笑顔で僕を見ていた。
「A…？」
「うん、そうだよ。
久しぶりだね、まふくん」
「本当にA？夢じゃない…？」
ずっと君に会えなかったせいか、そう簡単には信じられなかった。
だって何年も待って、会えなかったんだから。
「夢じゃないよ、まふくん。
ごめんね遅くなっちゃって」
にこにこと笑いながら僕の頬を撫でる手は冷たかったけど、あの時と同じですごく安心した。
間違いない、この子はAだ。
「A、だぁ…」
「え、え、な、なんで泣くの」
そう確信した時、ずっと我慢してた涙が溢れた。
Aがいる。
僕の隣で、笑ってる。
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うー(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます…！！いやもうありがとうだけじゃ足りない… (2019年8月14日 12時) (
レス) id: e19a932eed (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 涙が止まらなかったです！最高に面白かったです！ (2019年8月14日 11時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
うー(プロフ) - 桜さん» これ読んでくれたんですか…！！ありがとうございます！ (2019年8月4日 12時) (レス) id: e19a932eed (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 涙が出てしまいました！ (2019年8月4日 5時) (レス) id: 6f752fa416 (このIDを非表示/違反報告)
うー(プロフ) - おーさんさん» いやもう本当にありがたい…… (2019年7月31日 8時) (レス) id: e19a932eed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うー | 作成日時：2019年5月6日 10時
