屋上 ページ16
「私、嬉しかったよ。
まふくんが気づいてくれて。
ここに、毎日来てくれて、私と話してくれて。
それどころか、私の話も聞いてくれて。
嬉しくて、楽しくて、君にずっとここにいて欲しかった。
…だから、君を殺すことも考えた」
「、え…？」
殺す？君が？僕を？
「君が死ねば、私とずっと一緒に居られる。
私は寂しい思いしなくて済むし、君は死ねるし。
我ながらいい案じゃない！？
…て、思ったんだけど」
衝撃的な展開に混乱していると、Aは見惚れるほど綺麗な笑顔で笑った。
「…君の人生は、君の人生だから。
私が決めていいものじゃない。
ましてや、もう人生が終わった私が。
君の人生を私が勝手に終わらせちゃいけない。
君と話す時間は大好きで、終わって欲しくなかった。
…私が幽霊だって、気づいて欲しくなかった。
ずっと、ずっと願ってた。
君と出会ってから、君が私の本当の姿に気づきませんようにって。
…神様は、生きてても死んでても私に厳しいみたい。…私に、興味なんてないみたい」
「待って、僕、君になら殺されていいから、」
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うー(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます…！！いやもうありがとうだけじゃ足りない… (2019年8月14日 12時) (
レス) id: e19a932eed (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 涙が止まらなかったです！最高に面白かったです！ (2019年8月14日 11時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
うー(プロフ) - 桜さん» これ読んでくれたんですか…！！ありがとうございます！ (2019年8月4日 12時) (レス) id: e19a932eed (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 涙が出てしまいました！ (2019年8月4日 5時) (レス) id: 6f752fa416 (このIDを非表示/違反報告)
うー(プロフ) - おーさんさん» いやもう本当にありがたい…… (2019年7月31日 8時) (レス) id: e19a932eed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うー | 作成日時：2019年5月6日 10時
