安全 ページ36
メイさんがいなくなって、フラウさんと話して数10分が経った。
フ「二人とも本当にご立派になられました。
さすがはお二人です…」
う「は、はぁ…」
フ「あ、他にも色々ありまして…写真もありますけど見ます？」
う「あ、いや結構です」
フ「そうですか…残念ですね、確か一枚だけあなたも写っている写真があったと思うんですが…」
う「へ、へぇ……え？」
俺が？
…いや、ないでしょ。だって会ったことねーもん。
…でもちょっと引っかかるなぁ。
もやもやした気持ちに疑問を抱きながら頭を掻くと、突然外から聞き覚えのある声が聞こえた。
『あーーー⁉』
いきなりの大声でびっくりして振り返ると、目を見開いてこっちを見ているリリスがいた。
『なんでお姉様がいないんですか⁉
あれほど言ったのに！！
フラウ〜〜〜』
フ「お帰りなさいませ、リリス様。
メイディア様ならリカルド様と直接話をしてくると言って今しがた部屋を出られました」
『はぁん⁉
あのナルシ悪魔またお姉ちゃんに婚約しにきたの⁉
これで29回目だよ⁉
どんだけ魔王になりたいんですかあのナルシストは！！！』
フ「少し落ち着いてください。
紅茶を飲んで少し休んではいかがですか？
仕事でお疲れでしょう。
お茶菓子も持ってまいりますので少々お待ちを。
それに浦田様の前ですよ」
完っ全に俺のこと忘れてたよなぁ、こいつ。
思いっきり敬語抜けてたし、お姉ちゃんって呼んでたし。
『え？
…あ』
やっと俺の存在に気づいたリリスは、気まずそうな顔をして俺から顔をそらした。
『…フラウ、お茶、やっぱりいいです。
1人になるのは危険ですし、フラウは…何かあった時、戦えないでしょう…？』
フ「…そうですね」
『…私の不注意でフラウが傷つくのは嫌です。
渉さん、別の場所に行きましょう。
当てはまだあります』
フ「それじゃあ少し待っていてください。
ものの数分で戻ってくるので」
急ぎ足で部屋からフラウさんが出て行く。
う「…どこ行くの？これから」
『…友人の家に行きます。
そこがダメなら別の場所に』
…こいつ、なんでこんな必死なの…？
俺が来たのは自分のせいだと思ってるからかな…
…というか聞きたいことあんだけど。
う「や、ちょっと待って」
『…なんですか』
う「さっきフラウさんが言ってたんだけど…一枚だけ俺が写ってる写真があるってどういう「お待たせいたしました」あ」
質問を最後まで言い切らないうちにフラウさんが戻って来た。
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うい(プロフ) - モモンノミさん» まじですか！？更新してきます！！モモンノミさんの安眠のために頑張ります！ (2020年4月20日 7時) (
レス) id: a9baf051d3 (このIDを非表示/違反報告)
モモンノミ - 終わっています！戻ってください！更新楽しみにしています！うらたさんがどうなるのかが気になって寝むれません (2020年4月20日 3時) (レス) id: 17eb5f62c2 (このIDを非表示/違反報告)
うー(プロフ) - ちょこさん» まじですか！？え！？終わってるんですか！？早めに続き書きますー！！読んでくれてありがとうございます！ (2019年9月13日 21時) (レス) id: e19a932eed (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 終わってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！ (2019年9月13日 18時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - うん！ (2019年8月25日 15時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うーろんちゃ | 作成日時：2018年10月8日 3時
