夏 ページ21
「えー明日から夏休みだが、皆宿題やるの忘れないように。
でも休むのも大切だからな！』
ついに…ついにこの日が来た。
10割の学生のうち、8割…いや9割が待ち望んでいたであろう、この日が。
この日とは…そう。
夏休み！！！！
学生にとって天国とも言えるこの約40日間の長期休み。
それは日々勉強と部活漬けの毎日でメンタルを削られた学生への天からのプレゼントとも言えるであろう。
そんな夏休みが！！！明日から！！始まる！！！
つまぁり！！！
明日から俺はフリー！！
なにしよっかな、まず友達と遊んで、ちょっと遠出もしたいな。
あ、できればリリスとも遊びたいなー……いや待て、あいつが遊ぶか？
あの鉄壁で滅多に笑わないあいつが？？
…ダメだ、想像つかねえ。
とりあえずあいつのことは保留にしておこう。
嬉しくてにやにやと緩んでしまう頬を隠しながら家に帰る。
う「ただいまっ！！！」
『お帰りなさい…
…うわなににやにやしてんですか気持ち悪い』
う「気持ち悪いはないだろ…」
『なんかいいことあったんですか？』
う「あったぞ！！
明日から夏休みなんだ、俺の学校！」
『へぇ……
…で？』
う「…ん？
そんだけ」
え、それ以外に何か理由ある？
なんかあったかな、と思考を巡らせるもなにも思い浮かばない。
あれ、俺何か忘れてたかな…
考えてみるけどやっぱりなにも思い浮かばない。
そんな俺を見てあいつはあからさまに吹き出してお腹を抱えて笑い始めた。
『ふふふ…っw
あほ面…っww』
う「はぁ⁉
あほ面⁉
おま、これでも俺学年で10位以内に入るくらいは頭いいんだからな⁉」
『だからって私よりは下ですからねw
いやぁ、中学生ごときの勉強で躓いてたガキがなにほざいてんだかw』
う「う、うるせーし！！！
俺だって頑張れば1人でできるっつーの！」
ガキができるんですかぁ？とにやにや薄気味悪い笑みを浮かべながら俺をみる。
こいつ…
『はぁー……w
…あ、一つあなたに言っておくことがありました』
う「え、なに。
魔界に帰るとか？w」
冗談で言ったことだった。
まさかこの後、リリスの口から爆弾が投下されるとはこの時の俺はまだ思っても見なかったのだ。
『あぁ、まぁ…ギリあってますね。
魔界帰ります。今日から』
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うい(プロフ) - モモンノミさん» まじですか！？更新してきます！！モモンノミさんの安眠のために頑張ります！ (2020年4月20日 7時) (
レス) id: a9baf051d3 (このIDを非表示/違反報告)
モモンノミ - 終わっています！戻ってください！更新楽しみにしています！うらたさんがどうなるのかが気になって寝むれません (2020年4月20日 3時) (レス) id: 17eb5f62c2 (このIDを非表示/違反報告)
うー(プロフ) - ちょこさん» まじですか！？え！？終わってるんですか！？早めに続き書きますー！！読んでくれてありがとうございます！ (2019年9月13日 21時) (レス) id: e19a932eed (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 終わってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！ (2019年9月13日 18時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - うん！ (2019年8月25日 15時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うーろんちゃ | 作成日時：2018年10月8日 3時
