にひゃくじゅーはち ページ6
『…まじで?』
そ「うん。
菜乃のことが好き」
『…ひ、』
そ「ひ?」
『ひゃあぁぁぁぁぁぁああぁぁぁあああ…』
私は真っ赤になった顔を両手で覆ってその場に座った。
座ったというか、落ちたという表現のほうが合ってるかもしれない。
そ「え、なになにどしたの」
『もぉぉぉ…せっかく忘れようとしてたのに…』
そ「え?」
『なんでまた…こう…不意打ちで…』
そ「ごめん話の意図が読めない…」
うぅ…
『……私も、好き』
そ「………え?」
『だからっ!!!
私も好き!!』
そ「…じゃあ両想いってこと?」
『……そう、なりますね…』
そ「…とりあえずその手どかさない?」
『無理。やだ』
今私絶対真っ赤だから。
あーもういつもならこんなのすぐ隠せるのに…
なんで今隠せないの!!!
そ「あの、
今更なんだけど…
俺と、付き合って?」
…このタイミングで言うのか、それ…
『…いいよ』
そ「…よかったぁぁぁ…
断られたらどうしようかと…」
…断るわけないじゃん。
好きな人なんだから。
『…私がピンチになったら助けてね、彼氏さん?』
ずっと顔を覆ってた手を膝に置いて、そらるんに抱きつく。
そ「…うぉっ…とと…
当たり前。
菜乃が危なくなったら絶対助けに行く」
『かっこい!!
さすがは私の彼氏っ!!』
そ「あ、通常運転に戻った」
だっていつまでたってもあの様子じゃせっかく付き合えたのになんか気まずくなりそうじゃん。
そんなの嫌だしね。
『さ、戻ろ!
こんな長くここにいたら普通科の授業終わっちゃうし、みんなも心配するし。
教室まで競争じゃー!
負けた方が私の仕事を手伝う!』
そ「それ俺が負けるって決まってるようなもんじゃん。
絶対負けねぇわ」
『はっ上等。
勝てるもんなら勝ってみろっての』
そ「お、言ったな?
じゃあわかった。
俺が勝ったら昼ごはん奢って」
『絶対負けねーわ!!
てか負けるわけないし?
そんじゃあ位置についてー』
そ「よーい…」
『どん!!!』
2人で笑いあって屋上の階段を降りた。
******
終わり方が!!!!!!
分からなぁぁぁい!!!!!←
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うー(プロフ) - ただのお茶さん» ありがとうございます!続編も楽しんでくれたら嬉しいです! (2019年7月28日 22時) (レス) id: 83c94e4732 (このIDを非表示/違反報告)
ただのお茶 - こちらの完結、おめでとうございます! 今から続編見てきます! (2019年7月28日 20時) (レス) id: eeb9744d1e (このIDを非表示/違反報告)
うーろんちゃ(プロフ) - 聖華さん» 読んでくれてありがとうございます!続編の方も見てくれたら嬉s((殴 (2019年1月20日 23時) (レス) id: bce6155df3 (このIDを非表示/違反報告)
聖華 - 凄く面白かったです!! (2019年1月20日 20時) (レス) id: 2b9f4c7534 (このIDを非表示/違反報告)
うーろんちゃ(プロフ) - 凛花さん» めっちゃよかった…てかタグにツンデレ動画ってw (2018年11月22日 5時) (レス) id: 5513445ede (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うーろんちゃ | 作成日時:2018年8月27日 19時