しませんが特別科を目指した理由 ページ26
志麻side
『そういやしませんはなんで特別科入ろうと思ったの？』
志「んぉ？」
『って春が聞いてる』
春「気になるから吐け〜」
志「おー。
んじゃ話すか〜」
セ「僕は志麻くんの付き添いみたいなもんですけどね」←
『何ラマン付き添いみたいな感じで特別科入ったの？』←
嘘でしょ？ねぇ？本当なの？まじ？まじなやつ？とラマンを問いただす菜乃。
…あいつらほっといて話すか←
志「えーっと、俺が特別科を目指した理由はな、はるか昔の一年前にさかのぼる！！！」←
『はるか昔を一年前のためだけに使うなよ』←
それもそうやね←
＿＿一年前、10月＿＿
セ「今日って確かエースが1人芝居やるんやったっけ？」
志「そう！今年のエースはどんな子やろ」
ショートだったらいいな、背高くて足長くて足が綺麗やったらなおよし！←
志「あ、始まった始まった！！」
観客席の方がだんだん暗くなって劇が始まった。
ステージの奥から出てきたのは…
栗色のロングの女の子だった。
志「なんや、ショートじゃないんか…残念」
セ「志麻くんそれ目当てできたんか…」
当たり前やろセンラくん…
『……今宵はハロウィン…
お化けや怪物たちが現世へ来る日…
これは何十、何百を超える無数の怪物に体を奪われてしまった1人の少女の物語』
セ「声かわいいなぁ」
志「えーっと、倉由菜乃さんね！
顔好みだしスタイルもいいし…あと髪をショートにしたら完璧なんやけど…」
セ「どんだけショートにしたいねんw」
『……どこ、ここ…？
なんで、私…ん、おかしい、記憶が…』
志「すごい完成度…」
セ「今年のエースは演劇部からって書いてある」
志「なるほど、だから一人芝居」
それから1時間くらい経って、劇も終盤に入った。
倉由さんは、8役全て声を変えて完璧に演じていた。
『嫌だ！！！
返して、出てって！！！
私の中から出てってよ！！
私はまだやりたいことがあるの！！！』
倉由さんが泣きながら叫ぶ。
志「私の中からってちょっとそそる」←
セ「変態」←
『残念だね。
もう君の体は僕らのもんだ。
…逃すわけないじゃないか、こんな都合のいい獲物』
にやりと笑ったかと思ったら、今度はぱたりとその場に倒れた。
するとステージが暗転して、観客席が明るくなった。
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うー(プロフ) - ただのお茶さん» ありがとうございます！続編も楽しんでくれたら嬉しいです！ (2019年7月28日 22時) (
レス) id: 83c94e4732 (このIDを非表示/違反報告)
ただのお茶 - こちらの完結、おめでとうございます！ 今から続編見てきます！ (2019年7月28日 20時) (レス) id: eeb9744d1e (このIDを非表示/違反報告)
うーろんちゃ(プロフ) - 聖華さん» 読んでくれてありがとうございます！続編の方も見てくれたら嬉s((殴 (2019年1月20日 23時) (レス) id: bce6155df3 (このIDを非表示/違反報告)
聖華 - 凄く面白かったです！！ (2019年1月20日 20時) (レス) id: 2b9f4c7534 (このIDを非表示/違反報告)
うーろんちゃ(プロフ) - 凛花さん» めっちゃよかった…てかタグにツンデレ動画ってw (2018年11月22日 5時) (レス) id: 5513445ede (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うーろんちゃ | 作成日時：2018年8月27日 19時
