潰してあげる。Part 2！

ごじゅーはち ページ10

続き！
＊＊＊＊＊＊

ネガティブなことばっかり考えていると柚鈴(？)が近づいて来た。

やばい、と思って後ずさる。

じりじりと後ずさると背中に壁が当たった。

おわた＼(^q^)／←

ﾄﾞﾝｯ

…あれ、なんもされない？

……いやされてた。


……壁ドン←

え、なんで壁ドン？
しかも逃げられないように両手で壁ドンしてんだけど…

『……ねぇ』

そ「な、なに？」

『さっきの電話…聞いてた？』

そ「……………ﾅﾝﾉｺﾄｶﾅｰ」

『嘘つかないで』

そ「…聞いてた」

『やっぱりかぁ〜…』

うわすごいため息つかれた…

そ「えっと…ごめん？」

『……どこから聞いてた？』

そ「その日はちょっと…のとこから」

『ほぼ最初からやないかーい』←

最初からなのか…

『とにかくこのこと絶対にバラさないでよ』

そ「別にいいけど…その代わり俺の質問に答えて」

聞きたいこと山ほどあるからね。

『うぇぇまたその下り？
まぁでも周り確認してなかった私も悪いからいいよ…
で、なに聞きたいの？』

そ「柚鈴って偽名なの？仮に偽名だとして本名何？」

『緋色柚鈴は偽名。本名はさっき聞いたと思うけど倉由菜乃』

そ「……本物？」

『本物ですけど？？』

信じがたい…

『声に出てんだよ』

そ「まじで」

『……じゃあこれでどう？』ﾌﾜｯ

イラっときたのか柚鈴…菜乃が結んでた髪を下ろす。

……めっちゃかわいい…

『もうわかったでしょ。
私は正真正銘倉由菜乃。
あ、私が緋色柚鈴でも倉由菜乃でもどっちにしろ私が歌い手のなーだってことには変わらないから』

そ「…お前ほんと黙ってたらかわいいのにね」

『うるさいな！！別にかわいいって言われてもあんま嬉しくないし』

こいつの素ってこんな毒舌だったのか。

そ「なんで偽名使ってまでここにきたの？」

『…話すと長くなるから夏目に聞いて…もうなんか話すのめんどくさくなってきた』←

そ「おい」


お前一応この話のメインだぞ…(((メタい

ごじゅーきゅー→←ごじゅーなな

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