潰してあげる。Part 2！

ごじゅーろく ページ8

そらるside

『いやだああああああああやりたくないいいいいい』

そ「はいはい駄々こねないの」

『大体なんで本人の許可なく决めてんの⁉
普通聞くよね？なんで聞かないの！！！！』

そ「仕方ないじゃんもう決まっちゃったんだから」

ﾓﾌﾞ「ご、ごめんね…」

『別にモブちゃんの言うことだからいいけどさぁ…』

そ「お前やりたいのやりたくないのどっちなの」

『どっちもだよ』←

はい、前回無理やり王子役にされたそらるさんです。

柚鈴がめっちゃうるさいです←

うん嫌なのはわかるんだけどさ？

俺も嫌だよ？

でもうるさすぎるのもちょっと…

『葵は嫌じゃないの？』

そ「嫌だよ」

『だよね知ってた』←

そ「知ってんなら聞くなよ…」

はぁ…

『何その深いため息…疲れてんの？』

そ「いやお前が原因だよ」

『納得』←

そんな謎の会話をしていると誰かの電話がなった。

そ「俺じゃない」

『私もちg私だわ』←

いやお前かよ。

『ちょっと廊下でるね』

そ「ん」

帰ってきたらなんかおごらせよ←

何にしよっかな〜

ﾓﾌﾞ「あ、一ノ瀬くん柚鈴ちゃんいる？」

そ「柚鈴ならさっき電話って言って廊下出たけど」

「あーそっか…
それじゃあちょっと柚鈴ちゃん呼んできてくれない？
私これから急いで台本作り手伝わないといけなくて…」

なら仕方ないか。

そ「わかった呼んでくる」

ﾓﾌﾞ「ありがとー！」

えっと廊下だっけな。

廊下、廊下…あ、いた。

そ「柚鈴……ん？」

なんか雰囲気違う…？

『…その日はちょっと…え、決定済み？うーん…………わかりました、なるべく早めに切り上げてダッシュでそっち行きます…はい、連絡ありがとうございました』

いつもより真剣な表情、真剣な目つき。

何より違うのは雰囲気。

いつものおちゃらけたような感じじゃない。

冷たくて全くの別人の雰囲気。



いくら鈍い俺でもわかる。



こいつ、誰？

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