はちじゅーさん ページ36
ベッドの横にある椅子に座って春の髪を触る。
『髪伸びたね…前はボブだったのに今ミディアムだ。起きたらまずは美容院かな？』
96「でもミディアムの春も可愛いから別に切らなくてもいいんちゃう？」
あっわかる？
春の可愛さ！←
『夏目ってほんと話合うわぁ』
96「お？」
『春ってほんと何来ても似合うし何しても可愛いんだよね。
天然だし、頭もいいしで小学校、中学校ってずっと人気者でさ…
今まで、こんなことなかったのに…』
96「……菜乃、わし菜乃に話してないことある。つっきー達にも話してないこと」
ん？
『何？』
96「…わしな、「学校の姫」になってからつっきー達と一緒にいること、前よりも多くなったんやけどな、
小林はそれが気に食わんかったみたいで」
『うん』
96「ある日、いつも通りつっきー達とお昼食べてたらな、いきなり小林に呼び出されて、」
夏目の声がだんだん小さくなる。
よくみれば目に涙が溜まってる。
『うん』
96「そのまま着いてったら…ぅ、」
…泣いてるな。
ぎゅっと夏目を抱きしめる。
『大丈夫。無理しなくていいよ』
96「…ううん、話す。
春、が小林にいじめられたの、わし…のせい、だから」
……え？
『それで？』
96「呼び出されて、空き教室行ったら、
い、いきなり殴られて」
……はぁぁぁぁ？？？
何小林喧嘩売ってんの？
96「護身術とか習ってなくて、抵抗できなくて諦めかけてたら、
春が…来て」
…なるほど、察した。
大方春がそれを止めに入ったんだろうなぁ。
『うん。そのあとは？』
96「春が助けてくれて、」
やっぱりかぁ…
昔から正義感だけはくっそ強いんだよな春…
96「ずっと、春と小林で、口論してて、そしたら、春が、
『夏目にこんなことするくらいなら私が代わりになる』って、言っちゃって、次の日、からつっきー達に隠れて、春へのいじめ…始まって、助けたかったけど、わしもいじめられるんじゃないかって、怖くて…み、すてた…」
…………。
96「あの、ノート見てから、ずっと、言えなくて、い、言ったら、菜乃が、離れて行くんじゃないかって」
『…夏目』
96「ﾋﾞｸｯ｣
『よく頑張ったね。私が復讐なんてくだんないこと考えてる中で、夏目はずっと悩んでたんだよね。
気づかなくてごめん』
夏目の頭を撫でながら言う。
96「う、ぁ…ごめ、ん…ごめんな、さい…！！」
『謝んなくていいよ』
＊＊＊＊＊＊
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うーろんちゃ(プロフ) - 大森拓也さん» それはそれは…嬉しい限りです☆← (2018年12月30日 0時) (
レス) id: 2cee7528b8 (このIDを非表示/違反報告)
大森拓也(プロフ) - 腹筋崩壊したwww( ＾▽＾) (2018年12月29日 22時) (レス) id: bdbd8982e9 (このIDを非表示/違反報告)
うーろんちゃ(プロフ) - キラピカさん» 私もこれニヤニヤしながら書いてたら兄に「キモっ」って言われましたw腹筋は…頑張ってくださいwwありがとうございますw頑張りますww (2018年10月28日 1時) (レス) id: 96bf539975 (このIDを非表示/違反報告)
キラピカ - 面白いｗｗｗｗｗｗｗｗ腹筋がｗｗｗｗ笑いながら見てたら兄に「んだよ。気持ち悪い」て言われたわ。だが！そんなことは気にしない！てか、うーろんちゃさん腹筋返してｗｗｗｗｗｗやばいｗｗｗｗｗｗあと、これからも更新頑張ってくださいｗｗｗｗｗｗｗｗｗ (2018年10月19日 18時) (レス) id: 9a678018f7 (このIDを非表示/違反報告)
うーろんちゃ(プロフ) - いえいえ！こちらこそ教えてくれてありがとうございます！ (2018年5月27日 6時) (レス) id: db43d98974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うーろんちゃ | 作成日時：2018年5月11日 15時
