潰してあげる。Part 2！

ろくじゅーはち ページ20

『………と、言うわけです』

ろ「はぁ⁉何それ春ちゃんそんな目に合わせたの⁉許せない！！」
？「それでか…」

そ「……俺もう小林に関わらない…」
96「わし知ってたけどな」←

夏目、それ今言うことじゃない←

？「それで、春ちゃんの状態は大丈夫なの？命に別状はないの？」

『大丈夫。すぐ行ってすぐ救急車呼んだから。でも見つけた時は結構やばかった』

ろ「あの時菜乃が練習とか放り出して走ってったのって春ちゃんのためだったんだ…」

ろんちゃんがノートを広げてぶつぶつと呟く。

ろ「…私もそっち行く！」

『ろんちゃん、私一人で大丈夫だから』

ろ「でも！！」

『ろん。私一人でやりたいの。小林潰すのは私がやりたい』

ろ「でも、私も許せない…」

『…ろんが小林のこと許せないのはわかる。
でもすぐに潰すわけにはいかないの』

ろ「なんで？だってあんなひどいことしてたんでしょ⁉親友が、ひどい目にあったのに菜乃はあいつをかばうの⁉」

かばうわけじゃない。
誰があんなやつかばうか。

『いや、そういうわけじゃない』

ろ「え？」

『まずはターゲットをしっかり信用させてあいつが浮かれてる時にどんどんあいつの欲しいものを奪ってくの。あいつが欲しいものはそらるん含める王子たち5人＋クラスの人気者っていうポジション。それらすべてをことごとく奪う。奪い返そうとしても絶対に返してやらない。んであいつが最終的になんかするはずだからその時に動画＋録音して全校生徒の前でバラして春のこともみ消した校長も辞任させて春のこといじめたクラスメイトたちは最後の最後で裏切る』

ろんに私の想像通りのシナリオを話す。

ろ「…なるほど」ﾆﾔﾘ

そ「こっっっわ…」
？「菜乃春のことになるといきなり過保護になったりするからね…」

おいうるさいぞそこ二人。

『わかる？今まで春のこと嘲笑ってた奴の絶望した顔が見れるんだよ⁉それも最前席で！！ふふ、ふふふふ……あいつらは私のこと信用しきってるから思いもしないだろうねぇ…全員が私のシナリオ通りにステージ上で踊るピエロになってるなんてね…』

ろ「なるほどぉ…わかった私こっちで色々情報収集してるね！」

『ん！ありがと！』


ろんちゃんの頭を撫でる。
ろんちゃんがふにゃっと笑う。
…ろんちゃんは私の嫁←

ろくじゅーきゅー→←ろくじゅーなな

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