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私の屋上 ページ11

我に帰った時にはあいつらは路地裏に倒れていた。
私が何をしたのか、記憶にないけど。



でもなぜか、屋上に行かないといけない気がした。
誰かが私のことを呼んでる。
そんな気がしたんだ。



幽霊だから飛べるのに、私はなぜか走って屋上まで行った。
いくら走っても疲れないし息切れもしない。
あぁ…やっぱり、私はもう戻れないんだ。


必死の形相で屋上の階段を登ってドアをすり抜ける。


目の前に誰かいる。
見覚えのあるスーツ…



『お母…さん…』




お母さんがうずくまって泣いていた。
今まで見たことないくらいに号泣してる。


『お母さん…泣かないで…』



そうは言っても、私の声は届かないし私はお母さんにさわれない。
たとえここでお母さんが飛び降りたとしても、私はそれを止めることさえできないのだ。



「A…!!!
どうして死んじゃったの…!
お母さんが悪いの?
お母さんなにかした?
ねぇ…!!」


『お母さんは何も悪くないよ。
全部全部私のせいなんだよ。
私が誰にも相談せずに勝手に行動した結果がこれなの。
お母さんのせいじゃないよ、私が全部悪いんだよ。
だからお願い、泣き止んで…』



お母さんを抱きしめて後ろからそう言っても、お母さんはなんの変化もなく泣き続けた。
泣いて泣いて、涙が枯れるんじゃないかってくらい泣いた後、お母さんは虚ろな目をして屋上を出た。

私の屋上→←私の屋上



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うい(プロフ) - ちょこさん» ごめんなさい〜!!書いてはいるんですがなかなか納得のいくものが書けなくて…なるべく早くに完成して更新しますのでしばしお待ちを…! (2019年12月27日 4時) (レス) id: 41f75914aa (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2019年12月26日 21時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
うー(プロフ) - ももんがさん» ありがとう!更新頑張る〜 (2019年8月17日 15時) (レス) id: e19a932eed (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 最高に面白い!もっと色々書いてね! (2019年8月17日 11時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
うー(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます!!すっごく嬉しいです!! (2019年8月14日 12時) (レス) id: e19a932eed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うー | 作成日時:2019年8月1日 13時

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