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少し肌寒くなってきた頃。
部活中に喉が渇いたので給水器に立ち寄ると、女の子がいた。
近づいてみると泣いている。とても静かに。
出しっぱなしの水はスクイズボトルから溢れている。


確か女バレの……?

泣き顔、きれいだな。

じゃなくて。



「あの、大丈夫?」



思わず声をかけた。彼女がハッとこちらを向く。



「あ、えと、これは……何でもなくて…!!」



必死に拭うが、耐えず溢れる涙。
何でもない訳ないだろ……。


「よくわかんないけど、これ使って。まだ使ってないから」


部活用のタオルを差し出した。



「__ありがとう」


それを受け取った彼女の目からは、さらに涙が溢れる。



『初めて会った時、君は泣いていた。だから、俺は____』





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昔占ツクでハイキュー作品を書いてました。

現在本編は完結しており、番外編も一旦全て書き終えてます!
番外編が1番気合い入ってるので、ぜひ最後までご覧いただけると幸いです。

※夢主苗字「立花」固定(変更の仕方忘れたので)
※捏造設定ありまくりです
※オリキャラ(モブ)が2人ほど出てきます

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作者名:名乗るほどのものではありません! | 作成日時:2024年1月3日 10時

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