35.居酒屋�� ページ36
尾形side
｢いいから酒持ってこーい！｣
Aが誤って俺の酒を飲んで酔っ払ってる。
コイツそんなに酒が弱かったのか。
彼女は皆にダメと言われながらビールを数杯飲んでる。
｢オチウはさぁ〜本当に好きな人としないといけないんでしょ〜｣
｢あ、あぁ……Aは尾形の事好きなんだろ？｣
｢うーん……尾形さんねぇ……意地悪で俺様な人だけど優しくてかっこいいよォ〜｣
｢へぇ〜…｣
おい、ここで俺の事カミングアウトするな。
他の奴らも気になって食いついてるじゃねぇか。
｢他は？｣
｢他はねぇ……頭撫でてくれたりぃ…抱きしめてくれたりする〜｣
｢へぇ〜……｣
お前何もかもベラベラ喋りすぎだ。
それを真に受けてコイツらニヤニヤしながらは俺を見ている。
｢へぇーあの尾形がね……｣
｢オチウ目前だな｣
｢スイートだぜ｣
｢何事も経験だ｣
ダメだ、帰ろう。もう目もとろんと今にでも寝そうな様子だ。俺はAの腕を引っ張り帰ると促すと、彼女は俺の傍に近づいた。
｢な、なんだ…｣
｢わたしぃ〜、尾形さんにチューされるのが1番好きなんです｣
そう言ってAは俺の首に手を回し、俺の唇にキスをした。
｢おぉー！｣
｢……///(恥ずかしくて顔を隠す杉元)｣
｢極上スイートだ…｣
｢おい！Aッ｣
唇が離れ彼女に声をかけると、俺にもたれかかって寝ていた。コイツ好きなだけ言いやがって寝るとはいいご身分だな。俺はAをおぶった。
｢金は今度払いに行く｣
｢あ、あぁ…わかった｣
｢あと…キスの事は誰にも言うなよ。コイツにも｣
｢お、おぅ…｣
俺はすぐにマンションに戻り、Aをベッドに寝かした。
それにしてもこんなに酒がダメだったとはな。
『私、尾形さんにチューされるのが1番好きなんです』
俺はAが発した言葉を思い出す。あれは本当だったのか？でもアイツが唇にするのは初めてだった。
もしお前からキスをするのなら誰も居ないとこでやるんだな。本当に面白い女だなと思いながら俺は彼女の唇に口付けをし隣りで眠った。
翌日。
Aは居酒屋での記憶はなく、おまけに二日酔いになった。俺は居酒屋で酒飲んで暴れた事を話すと、しばらくしてからお金を持って謝罪に行った。
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キノ(プロフ) - 最高でした。鼻血が滝のように溢れてきます。2の方も見てきます。いってきます。 (2020年1月7日 22時) (
レス) id: b2c18f3154 (このIDを非表示/違反報告)
らる - ぜひ読ませて頂きます！ヒンナでした！ (2019年7月20日 0時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございます！なんとか完結することが出来ました。個人的にもこのストーリーが気に入ってます。他の小説も読んで頂けると嬉しいです！ (2019年7月19日 23時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
らる - 最後までドキドキが止まらないとても ほっこり キュンッと来る面白さたっぷりの小説、見ていて飽きませんでした!!最終回、お疲れ様です！これからも頑張って下さい!!(長文失礼致しました) (2019年7月19日 22時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございます！もう少しで最終回となりますが、温かい目で見守ってください！ (2019年7月14日 13時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロッケ | 作成日時：2019年6月1日 14時
