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1年前……竜は如何にして協力するようになったか。―5― ページ31

イビルジョーの竜ブレスを避け、一撃一撃を大事に当てて行く。
今回のティガは完全に囮である。
ジンオウガのハーミットシザーズに、ありったけの電気を溜める。
弱点である雷属性に無理やり変えて挑む。
ゴアは毒瓶で状態異常にしていく。もうそろそろ耐性が限界まで上がってるだろう。
その時は別の瓶でどうにかしよう。

「うっわ…何コイツ……すっごく固い………体の事よ?」
「恐暴竜…とても、大きい…………体の、事だ。」
「誤解を招くような言い方すんじゃねぇぞ。」

恐暴竜の硬化した体にダメージを通すのは辛い。
ゴアとジンオウガはその事を誰かに伝えたかったのだ、決してアレではない。そう、【自主規制】ではない!

「睡眠…起爆、させる。」
「OKッ。じゃあ肉置くから囮になりなさいよッ…ティガ!」
「分かってらぁッ。
 
 ――――おらッ、こっち来いッ!」

武器をしまって怒り喰らう恐暴竜へ走る。
恐暴竜はティガにターゲットをつけるとティガだけを追いかける。

その間にゴアは眠り肉を地面にセットする。
ジンオウガは大樽爆弾Gを調合する。ついでに作れるだけの爆弾を作る。

「轟竜、こっちに…!」
「任せとけ!」

ティガが恐暴竜を眠り肉のある場所まで連れていく。
恐暴竜が眠り肉を視界に入れると、形振り構わず食す。
その間、起爆用のペイントボールを用意するティガ。

大きい図体が地面に倒れる。その間、爆弾を設置できるだけ設置していく。
そして、安全なくらい遠くへ下がった後ペイントボールを投げる。
それは綺麗に爆弾へ当たり爆破する。

恐暴竜の大きな断末魔が響く。
残り時間は10分46秒。この闘技場での制限時間は100分。とてもギリギリだった。

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ハガネ - ジンオウガさん» 掛け持ちしてる小説を更新しきったら番外編として10話くらいのものを作る予定です。 (2017年7月7日 16時) (レス) id: f787dc505e (このIDを非表示/違反報告)
ジンオウガ - はぁぁ・・・ゴアが可愛すぎる・・!べつのモンス達で書いてほしいです!続編是非出してください!ガンバッテ!! (2017年6月23日 19時) (レス) id: c079756c28 (このIDを非表示/違反報告)
ハムたろう - 凄く面白くていい小説なので、続編出してください!期待してます!! (2016年11月7日 22時) (レス) id: 50fbefea6c (このIDを非表示/違反報告)
ハガネ - 蛙傘さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります。 (2016年7月16日 18時) (レス) id: f1d6272781 (このIDを非表示/違反報告)
蛙傘(プロフ) - も、モンスター達が人間に...!可愛いですね!!更新頑張って下さい!! (2016年7月6日 21時) (レス) id: 5b187140e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハガネ | 作者ホームページ:('ω')ノ  
作成日時:2016年4月26日 18時

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