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９７ ページ49

好きという気持ちは確かだった。





でも、一緒にいる未来を上手く描けなかった。





それは蓮くんも同じだったと思う。









初めて、こんなにも胸がときめいて、悩んで、苦しんだ恋。




いつか、貴方を想った日々を思い出にできる日はくるのかな。






・






俺のことを信じる、そして好きだと伝えてくれたAさん。





でも、涙を流す姿を見て、それは幸せな涙じゃないと悟った。





好きなら一緒に居ようって言いたいのに、今の俺にはその一言を伝えることが出来なかった。









想いは繋がっているのはずなのに、触れることは出来ない。

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作者名：まりも | 作成日時：2021年2月22日 9時

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