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スタッフ「最後に、デビュー2年目の大事な時期にこの類のゴシップは、グループとしてメリットにはならないことを覚えておくように。
目黒は脇の甘さを反省すること。
他のメンバーも同じ過ちを繰り返さないように。」
「「「……はい。」」」
目「あの、」
スタッフ「なんだ?」
目「俺らが恋愛するのって、悪いことなんですかね?」
岩「目黒っ、おま…、」
深「今はやめとけ、目黒。」
目「今回のことは二人で会う必要はなかったし、俺の自覚が足りなかったことで、事務所にもメンバーにも本当に申し訳ないと思ってます。」
スタッフ「何が言いたいんだ?」
目「…俺、今好きな人いて、その人と付き合いたいと思ってます。」
阿「目黒、冷静になりな。」
目「すげー冷静です。
ジャニーズである前に一人の人間なんで、普通に好きな人が出来たって良いと思ってます。
それを無理矢理無かったことにするなんて、俺には出来ないっす。」
向「めめ…」
渡「……」
スタッフ「お前は誰に支えられてると思ってるんだ?
沢山のファンの方あってのSnow Manであり、目黒蓮なんだぞ。」
目「それは、分かってます、」
スタッフ「分かってるんだったら、今の自分にSnow Manも、沢山のファンも、そして相手の方のことも守り切れるのかちゃんと考えろ。」
目「……」
スタッフ「即答出来ないようじゃ、その程度の覚悟としか受け取れない。
話は以上だ。」
マネージャーと幹部スタッフさんは部屋を出て行って、俺らだけ残される。
俺が目黒と同じ状況に立ったら、あんなに堂々と好きな人がいると言えるだろうか。
目黒は悔しそうに俯いてたけど、俺には目黒は相当な覚悟をしてるように見えた。
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作者名:まりも | 作成日時:2021年2月22日 9時