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ご飯を食べた後は、ラウールくんが持ってきてくれたお土産のアイスを食べながら、Snow Manのライブや滝沢歌舞伎のDVDを観せてもらったりと、まったり過ごしていた。
テレビ画面の中でキラキラと歌って踊る二人が目の前にいるのが、急に不思議に思えてくる。
「…二人ともアイドルなんだよねぇ。」
ラ「えっ、今更！？」
「いや…こうしてみんなと仲良くなれたことがすごいなぁって。」
目「しみじみしちゃってんじゃん。」
「うん…。
あのまま元の部署で仕事してたら、関わることも無かったと思うと、なんか不思議な気持ちになっちゃった。」
ラ「僕たちと関われて、良かったと思ってる？」
「もちろんだよ！
最初は不安だったけど、今まで知らなかった世界が広がって、今はすごく楽しいよ。」
目「俺らも、Aさんと仕事出来て良かったと思ってるよな？」
ラ「うん！Aちゃん、ほんと良い子だし、仕事熱心だし、これからもずっと担当でいてほしい！」
「そう言って貰えて嬉しいよ。
もっともっとみんなの素敵なところを伝えられるように、一人前になりたいなぁ。」
目「俺らももっと頑張んねーとな。」
ラ「ね！頑張る！
ちょっとしんみりしたところで、そろそろ子供の僕はお邪魔じゃないかな？」
「ごめんごめん。もうこんな時間か！
遅くなっちゃうといけないから、そろそろお開きにしようか？」
目「そうだな。ラウール送ってくよ。」
ラ「ありがと、めめ。」
「私もみんなと一緒に出るね。
その前にちゃちゃっと片付けだけさせて？」
目「いや、Aさんも送ってくから。」
「まだ夕方だし近所だし、歩いて帰れるよ！」
ラ「いいじゃん、ここはめめに甘えて送ってもらいな？」
目「そ。でも、ラウールん家逆方向だから、うちで待ってて？」
「んー…。分かった。
じゃあ、ラウールくんまたね。
アイスご馳走様でした！」
ラ「こちらこそ色々作ってくれてありがとう！
Aちゃんのお料理美味しかった！
また遊ぼうね。」
「うん！
また来週すぐにお仕事で会うけど、よろしくね。」
目「Aさん、すぐ戻ってくるからゆっくりしてて。」
「ん、ありがとう。気を付けてねー！」
ラ「Aちゃん、バイバーイ！」
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作者名：まりも | 作成日時：2021年2月22日 9時
