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−ピンポーン





下準備も終わりソファで二人で一息ついていると、インターホンが鳴る。





「ラウールきたわ」





暫くすると、お邪魔しまーす!と子犬のような可愛い声が聞こえてくる。





ラ「Aちゃーん!久しぶり!」




「ラウールくん、こんにちは。
お仕事お疲れ様ね。」




ラ「Aちゃんに会えるから仕事頑張ったよー!
ってか、たこ焼きの準備万端じゃん!?
めめ、どうせAちゃんに全部やらせたんでしょ。」




目「たこ焼きの素混ぜたり、味見したりしたって!」




ラ「味見は手伝いに入らないでしょ!」




「ははっ、ちゃんと目黒くんもお部屋片付けたり、色々やってくれたよ?」




ラ「Aちゃん、めめを甘やかしすぎないでね?
調子乗っちゃうから。」




目「腹減ったから早く食おうぜー」






みんなでダイニングのテーブルを囲みながら、たこ焼きを焼き始める。





「ラウールくん、何飲む?
色々ジュース買ってきたよ。」




ラ「俺ジンジャエールにするー。
ねぇ、Aちゃんとめめはお酒飲んだらいいじゃん。」




「私は今日は休肝日にするよ。
いつかラウールくんと一緒に飲める日が来たらいいなー。」




目「俺もいいよ。
ラウール送ってくし。」




ラ「二人とも大好きー!
じゃあ、今日はジュースで乾杯ね!」






そう言って、隣に座るラウールくんが軽くハグをしてくる。




背は大きいんだけど、子犬みたいで可愛らしい。





みんなでジュースの入ったグラスを軽く合わせて、それぞれたこ焼きを無心でひっくり返す。






目「Aさん、たこ焼き作るの上手くね?」




「そう?ってか、ラウールくん下手すぎる!」




ラ「もうっ!何これ、全然上手く出来ない!」




「目黒くんも意外と上手い。」




ラ「もぉー、Aちゃんやってー…。」





一生懸命たこ焼きをひっくり返す二人の姿に、一瞬アイドルだということを忘れて、ただの可愛い年下の男の子に思えた。

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作者名:まりも | 作成日時:2021年2月22日 9時

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