世界一アニバーサリー！The Final【世界一クラブ】

2 ページ24

*********




「でも...好きなんです」



やっぱり嫌い。私が嘘でも拒絶したら
犬みたいにしょぼくれて良心を穿って
くるとこが、それに弱い私が。




「〜〜〜...っ、もういい！お茶
買ってきて！アンタの分も！」



「はーい♪」



あぁ、チョロい...あんなんでよく
忍者やってられるわよね...大丈夫
なの？




「ふ、ふふふ〜ん♪お茶とイチゴミルク
和馬様とデート(飲み物を飲む、5分間
のみ)〜〜♪」



「あ、椿くーんっ」




椿は上機嫌に自販機から飲み物を買おうと
財布を取り出すと隣のクラスの女子生徒が
話しかけてきた




「...あ、○○さん！何？」



「椿くんがいたから走ってきたのっ！
えへへっ！その、放課後って時間ある
かな？」



「放課後...あ、お嬢様が友達と
ショッピングで護衛だから無理
かなぁ...」



「じゃ、じゃあ明日は？」



「明日も...というかずっと
埋まってるかも...ごめんね」



椿は謝罪し飲み物を手に和馬が待ってる
から！と言い、去ろうとすると椿が気に
なっている女子生徒は苛立ち。





「風早さんなんかほっときなよ！」




「あんなっ...顔だけの...良い家のお嬢様
なんて椿くんに相応しくない！冷たい人
じゃない！クラスでも女王様 気取りで！」



「だいたいあの子って正妻の
子供じゃないんでしょっ？」



「やめてよ」



「あんな子」




椿は。






女子生徒に飲み物を被せた。





女子生徒は呆然とする。椿は構わず
全てを注ぎ、注ぎ終えた後 容器を
投げ当て背を向ける。




「二度と話しかけんな、ブス」









風早、風早和馬様。
僕にとってのお姫様。




可哀想な貴女。気高い貴女。
貴女を傷つける奴は何者でも
許さない。





「遅い！あれ、お茶だけ？」



「あ、僕の零しちゃって」



「はぁ...買いに行くわよ」




「はーい」





僕の可愛い、ご主人様。

二人は魔女♂BlueSoul☆ 【ガンダ○、水○の魔○をよろしくです】→←何で性別 帰るだけでおにロリ感 増すの？ 【猫耳様リク】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す