世界一アニバーサリー！The Final【世界一クラブ】

maid in Abyss 【怒られろ】 ページ21

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メイド。




それは、男の理想と女の憧れを仕立てた
存在。品のある言葉遣いと所作、流麗に
物事を捉え決して でしゃばらずに影から
主人を支える永遠のサブ役。





だが主人達の気づかぬ貞淑な服の中。
彼女達は強かに牙を研ぎ澄ませ他者を
蹴落とす算段を幾つも連ねている。




そして、そのメイド達を束ねる存在にして
メイド達を陰から絶対的に支配する存在。




それはメイド長。





「お嬢様、本日の予定ですが...」



「うん、ありがと」




日本 引いては世界の政界を支配する
当主のお世話をする事を許され常に
お側に仕え支える。その仕事の膨大
なる量とメンタルよ。





涼やかな目元。


清廉たる長髪。



秀麗たる在り方。





そう。誰もが二人を理想の主従
だと認め当人も理解している。




何時か婚姻を結ぶ当主は清らかでなく
てはならない、ならば側に仕える者も
同じ。









そう。

これは。







「(まずい...今、絶対 服って
いうか...肩の所がやぶけた)」






メイド長が自身の性別の偽りを
どこまで続けられるかの物語だ。

た、大変だぁ〜〜！なんやかんやで10年後の自分達と入れ替わっちまっただあ〜〜！→←皆ァ〜！こ〜んに〜ちは〜！【どのツラ下げて】

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