§壱話§ ページ3
大正時代、鬼が群がる小さな村があった。
仮にも隠として蟲柱の《胡蝶 しのぶ》の付き添いで鬼の双子が頭上の屋根から鬼を見下ろしていた。
A「〜♪〜♪」
奇妙な竹笛を僕が奏でるように吹くと鬼の動きがピタリと止まる。
ユリ「あわわっ...!」
ユリは、蝶の竹笛を手に持ったまま僕に先を越されて不意に驚いた顔で此方を見ていた。
すると...
胡「貴方達を信用する事が出来ませんが少しずつ理解することを考えますね? ニコッ」
と、しのぶが双子に言う頃には村を襲っていた野生化した鬼が毒により致命傷を受け倒れていた。
A/ユリ「「僕達を/私達を信じてくれないのですかぁ?」」
胡「プッ...話を聞いてましたか?
今は、貴方達を信用する事が出来ませんが少しずつ理解すると...私は言いましたよ。」
ハモった双子の言葉に釘を指すようにしのぶが答えた。
胡(鬼が鬼殺隊となれば...
不振がる柱や隠、それに鬼殺隊にとって信用性が必要となりますし...
この双子から人を殺めた匂いがしない事もお館様は、ご存知だったのでは?)
Aとユリを見ていたしのぶは、心の中で考えてしまう。
その日の夜、美しき月が空に輝いていた。
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←§零話§
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:瑠璃*光 | 作成日時:2020年9月19日 11時