その彼、歪な正義【実況者】 (ページ2)

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一話ページ2

やぁ、僕はA、今は新兵の試験を見にきてるよ。

というか審査員なんだけどさ。

『(今年は人が多いなぁ)』

隣に幹部が居るから本当に見てるだけなんだけどね。

mob幹部「えー、では次の方どうぞ、」

「えーと、ゾムークです、国に忠誠を誓います。」

mob幹部「気合が入っていて良いですね。どうです？Aさん」

『……』

そんなもん知らないよ、という眼差しで幹部を見ると
察したようで次の人の資料にを通していた。

そして僕も前の人の資料に目を通していた。

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"ゾムーク"

身長:～～体重:～～

戦闘数値:120 武器相性:125

知能:100 精神力:140

～～～～………
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わぁ、凄いなぁ、有能な人材だ…

『スパイじゃ無ければなぁ…((ぼそっ』

zmk＝ゾムーク

zmk「……！」ビクッ

嘘をつくのが下手みたい。

そう思いながら彼(w国幹部)の方をジッと見ていると
僕の視線に気が付いたみたいでこっちをチラッと見てから焦って目を逸らしてしまった。

それでも僕は見続けた。

暇だから、

______

そんなこんなで面接が終わり、新兵たちが続々と部屋を出ていく中で
僕はゾムークくんに声をかけた。

『ねぇねぇ、ゾムークくんだよね。』

zmk「は、はいっ！な、なな、ナンスカッ…！？」

『緊張してるのかな、』

少し笑ってみる。

うまく笑えてるかは分からないけど、

zmk「はは、こう言うの初めてで(笑)」

『そっか、この軍は、良いところだよ。緊張しないで』

zmk「あはは、ありがとうございます」

そういう事じゃないんだけどなぁ。みたいな顔してるね、

『ところでゾムークくんは何処の部隊希望？』

zmk「え、っと、僕は暗殺ですかね」

『そっか、頑張ってね。』
近頃戦争が起こるって噂だから。

今の時期に新兵を入れたのは駒を作るためだからね、

zmk「？ありがとうございます、」

『じゃあ行っていいよ。時間取っちゃってごめんね』

zmk「あ、大丈夫です！では…！」

僕と別れるってなったら急に元気でたな、