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翌日
「おはよう」
保住の部屋へ遊びに来た堀江
「おう」
「ちゃんとご飯食べてんの？」
買って来た食事を笑顔で取り出し並べた
「大丈夫だよ」
「昨日さ、界人さんに相談したんだけど…」
「ん？」
「並木に会わせてくれないかって」
「…うん」
「壮馬さんに聞いてくれたみたいなんだけど、お互いの為に会わない方がいいと思うって。ごめん」
「何で謝るの？俺のこと心配してくれたんでしょ、ありがと」
「ううん…」
結局何も出来なくて、無念なんだけど…
「先輩の言う通りだと思う。もう、会わない方がいいって俺も思ってる」
「そっか…」
「別に、誰のせいでもないっていうか。しいて言うなら、自分のせいだし。もう俺は吹っ切れてる」
「そう…？」
「うん。しばらく女はいいかな〜」
そう言って笑った保住を見て、少し安心した。
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「おはよう」
レックの為現場へ来ていたA、廊下で寺島と会った。
「あ、おはようございます」
「あのさ、今日終わったら部屋行っていい？」
「あ…」
廊下で堂々と話す寺島に周りを見たA
「大丈夫、もう知れてるから」
「え」
「皆あの週刊誌信じてるから」
「あー…週刊誌…」
「でも保住の件があって、並木は大変だと思うけど…」
「その件は、もう大丈夫です」
ニコッと笑ったA
「あの…ちょっといいですか？」
自分の楽屋へ招いた。
すると
「あああ！浮気浮気！」
遠くから叫びながら近づいてきた狩野
「あ…おはようございます」
「Aちゃん、おはよう！何でいつも惇太といるのよ〜」
寺島が振り向いた
「こっちのセリフですよ。何でいつも並木といる時にあらわれるんですか」
「それは運命だから」
「ヤバ。きっつ…」
「待て待て、惇太も言ってたからね？」
「うわ俺きっつ…」
狩野と笑ったA
「あ、ちょうど良かったです。今日寺島先輩が部屋に来るので、狩野先輩も」
「ちょ！！」
寺島が焦ると
「もちろん行くよ！終わったら行くね！」
「はぁ…」
狩野は手を振って去って行った。
「何で狩野さん呼ぶの…」
落ち込んでいる寺島
「斉藤先輩から、二人で会うなって言われているので…」
「なるほど。まああんなことがあったら当然か。」
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作者名：のまじゅ♪ | 作成日時：2024年2月25日 13時
