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「お前のことは許せないけど、並木に対して悪かったと思ってるなら協力しろ」
「はい。何でもします」
「見合いの話を利用して、保住から引きはがすぞ。話があるから俺の部屋来い」
江口が寺島を連れて出て行った
２人きりになった部屋
いきなりAを抱きしめた
「良かった…っ」
「…？」
泣きそうな声でそう言った斉藤
「惇太さんが助けてくれて、本当に良かった」
「はい…っ」
顔を見ると、目が赤くなっていた
「でも…体も心も傷つけちゃったな、」
「大丈夫です。怖かったですが…」
「ん…」
大丈夫じゃないよ
今も震えてるのに…自覚ないんだろうな
「さっきも言ったけど、男と2人きりになるな。絶対に」
「わかりました」
頭をポンポンと撫で帰って行った。
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作者名：のまじゅ♪ | 作成日時：2024年2月25日 13時
