検索窓
今日:8 hit、昨日:58 hit、合計:5,539 hit

32-2 ページ18

_






「知らないんですか?X見て下さいよ」


スマホを取り出し確認している中村



「あ、やっぱり保住と付き合ってたんだな。」

「はい、それはマネージャーから認めて謝罪の文章を出すよう言われました。記憶に関しては、保住さんとの記憶だけが抜けているようで…」

「他は大丈夫なのか?」

「はい、他はすべて記憶があります。そちらに書いてある通り、保住先輩との関係も既に終わっているのですが…」


すると真礼が



「最初保住くんがラジオで問題発言して、その後に釈明どころかとんでもないことをXで暴露して、そこから雲行きが…だから犯人もきっと、保住くんのファンじゃないかと思って」

「なるほどなぁ。けどお前、惇太とも記事出てたよな?あれは?」


Aを見た中村



「記事の内容は、一部事実です…部屋に来たことはありますが、お付き合いはしていません。」

「そうか…」


すると



「でも確かに、寺島さんともそういう記事が出たから、ファンが暴走したのかもね…」

「私の軽率なこうd」

「ていうか、痩せた?痩せたよね?!」

「えっ」


真礼が身を乗り出した



「確かに痩せたな。どれくらい減った?」
 
「今10キロくらい落ちました」

「精神的なもんもあると思うけど、良かったな。無理はするなよ」

「はいっ」


嬉しくなったA、笑顔で返事した

食事が終わり、マンションまで送ってもらうと



「あ、並木じゃないですか?」

「そうだな」


マンション前の道路
江口と斉藤が



「あ、お疲れ様です!」


Aが声をかけると、中村も車から降りた。



「あ、悠一さん」

「ほんとだ」


2人が小走りで近づいてきた



「「お疲れ様です」」

「お疲れ。江口同じマンションだったな」

「はい」

「並木送ってもらっていいか?」

「はい」


支えていた腕を江口に渡した



「じゃあな」

「ありがとうございました!」


車が去っていくと



「こんな状態でどこ行ってたんだよ」

「お食事に誘って頂いたので…」

「二人で?」

「真礼さんも一緒でした」

「そっか」


斉藤を見てクスっと笑った江口
2人に支えられ、部屋へ帰った。



「あ、今から宏太朗来るって」


Aをソファに座らせLINEを確認した江口
斜め前のソファに座ると隣に座った斉藤



「あのっ」


ニヤニヤしているA



「え、なに」


若干引いている斉藤





_

32-3→←32



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
設定タグ:声優 , 斉藤壮馬 , 江口拓也
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:のまじゅ♪ | 作成日時:2024年2月25日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。