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AM.8:07
今日はいつもより身体が軽い
久しぶりにしっかり睡眠を取った気がする。
軽い足取りで、私は学校へと向かった。
…
深「A」
…っ、
突然後ろから、聞きたくない声がした
深「ねえ無視しないでよー」
「…なに、」
深「そんな顔しないでよ〜かあいいお顔が勿体ないよ?」
私の目の前にいる男、深澤辰哉はそう言いながら私の顔を覗き込んだ。
「…やめてください」
深「照れちゃって〜 ねぇ今日空いてる?久々に俺ん家来てよ」
「暇じゃないですし、深澤先輩他に沢山女の子いるじゃないですか。」
深「あれ?Aいつから俺の事 ''深澤先輩'' なんて呼んでるの?」
「あー シテる時だけか、''たつや'' って呼んでくれるの笑」
目の前の男はニヤニヤしながら私にそう言った。
私たちは所詮、そういうことをする関係だ。
「とにかく、もう私を呼ばないでください」
「行かないんで。」
深「そんな寂しいこと言わないでよー」
「まぁ今日待ってるから」
そう言い残し、あの男は去っていった。
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作者名:Sua. | 作成日時:2022年8月17日 23時