検索窓
今日:4 hit、昨日:26 hit、合計:13,759 hit

18 ページ19

──────…




ヒョン達とのグループトークの画面。


意味が分からない文面と
不在着信が数件。


JK授業中でした。
JKえ、皆どっか遊び行くんすか?



そう返すとすぐに既読か付いて
ジミニヒョンからの電話。


「もしもーし、
俺今日遊び行くなんて聞いてないんですけど〜。」


なんて冗談っぽく拗ねながら
電話に出たのに、
ジミニヒョンの声は至って真剣で…


JM『…ごめん、知らないって知らなかったから。』


そしてスピーカーにしてるのか、
テヒョンイヒョンもユジンヌナも
何故か真剣に皆謝るから


「え、皆どうしちゃったんですか?笑

大丈夫です別に本気で怒ってなんかないよ?笑」



努めて明るく言うと、
ジミニヒョンが落ち着いて聞けと
俺に深呼吸しろと促す。


何のことだかさっぱり分からない俺が
言われたとおりに深呼吸を1つした後、



TH『…ついさっき、A、日本に帰ったよ。』






「…は、い?」



JM『…てっきりグギもAちゃんから飛行機の時間とか聞いてると思ってたから、俺達も連絡しなかったんだ。』


ユジン『グギ、ごめんね?
知らないって知ってたら絶対教えたのに…』



TH『…ごめん。Aからの預かり物、
3人で学校まで届けに行くから。』



居てもたっても居られなくなって
クラスメイトに早退するとだけ伝え、
俺はヒョン達と合流することに。


「学校でました、今どこですか?」
TH『まだインチョン空港のバスターミナルだよ。』
JM『じゃあいつものカフェで合流しよっか?』

「はい、待ってます。」



そう言って電話を切り、
放課後皆で時々行っていたカフェに向かう。



なんで?
なんでヌナは俺に教えなかったの?


”寂しくなるね…“
“ふふっ…そっ、か。”
“一緒に居てくれてありがとう”



もしかしてあの時、
それを隠してたから変な間があったの?



もしかしてあの時、
俺が”変なヌナ“なんて言ったから
伝えられなかったの?




なんで?


どうしてヌナは教えてくれなかったの?




そんな事ばかり考えながら
ヒョン達を待った。


1時間が経った頃、


JM『グギ、お待たせ。』



改めて皆から謝られる。
正直今の俺は、
皆のことよりも彼女のことが気になる。



「ヒョン達は悪くないです。
それよりAヌナから預かった物って?」



TH『…うん、これだよ。』



そう言って手渡された紙袋。

19→←17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
208人がお気に入り
設定タグ:JK , ジョングク , bts
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽんさん。 | 作成日時:2023年11月15日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。