検索窓
今日:3 hit、昨日:26 hit、合計:13,758 hit

1 ページ2

──────…


───…








それは俺が高1の夏...





TH『じゃーーん!彼女が出来ましたぁ♪』
JM『え?!また?!!』


TH『またって(笑)』
「次は何日続くことやら。」


TH『やぁー!グガひどい言い方〜』
JM『でも本当のことじゃん?』


TH『まぁ…でも、次は絶対別れない。』



すっごく良い子なんだぁ



そう言ってその彼女を思い浮かべて笑う
テヒョンイヒョンは、
どこか今までと雰囲気が違うように見えた。



JM『じゃあ俺達にも紹介できる?』



そんなジミニヒョンの一言が、
俺とAヌナの出会い。



テヒョンイヒョンは翌日の昼休み、
さっそく彼女を連れて来た。


TH『俺の彼女のAだよ?2人とも仲良くしてね?』
『は、初めまして…ってジミンくんは委員会一緒だけど。』


そう言ってヒョンの隣で控えめに挨拶をする
Aヌナ。



ぶっちゃけ、
なんでこんな眼鏡の普通な子が
学校1イケメンなテヒョンイヒョンの彼女?


解せん…


眼鏡を外すと可愛いとか?
そんな漫画みたいなことないだろ。



そう思ったのが第一印象。




だってテヒョンイヒョンもジミニヒョンも、
そして俺だって
正直選び放題だって位にはモテてたし。



なのになんでこんな平凡な子を
選んだのか不思議だったから。





だけどそんな俺の気持ちとは裏腹に


第三ボタンまで開けていたシャツは
第一ボタンまでになり、


ミルクティー色だった髪色は
いつの間にか自然な髪色になり、


テヒョンイヒョンはどんどん真面目に
変わっていった。



遊び呆けてた時のヒョンは
どこか虚しそうな目をしていた時があったけど、

表情も穏やかになって、
毎日が幸せそうで…



「いったいどうしちゃったんですか?」



そんな俺の問いかけに、



TH『だってAが喜ぶから。』


今日だって頭髪検査引っ掛からなかったって
言ったらすごい褒めてくれてさ?



なんて惚気話ばっかり。



テヒョンイヒョンから得た情報によれば
彼女は日本人。
父親の転勤で韓国に来たらしい。


それにしてはずいぶん韓国語がうまい。




きっと根っからの真面目で
勉強も出来る秀才なんだろうな。


俺とは合わないかも。


まぁ別に関係ないけど。




そんな風にどこか他人事で過ごしていた
ある日のことだった。

2→←prologue



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
208人がお気に入り
設定タグ:JK , ジョングク , bts
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽんさん。 | 作成日時:2023年11月15日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。