せっとりすと。 (ページ38)

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ごっこ遊び。(tty×tsmt) ページ38

─てつやside─

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てつや
「ねぇえ、お願い！！もう一件だけ！！」
としみつ
「仕方ねぇなー！！行きますかぁあ！！」

最近呑みに行くとなれば、もっぱら相方はとしみつだ。
嫁も彼女も居らんし、ちょうど人肌恋しい組って言うのかな。
時々ゆめまるが居たり、居なかったり。
りょうも彼女は居ないけど、お姉さんの居るお店…つまり、キャバクラに金を使うのはバカバカしと行ってまず誘いに乗ってこん。

ちょうどほろ酔い気分で、上機嫌なとしみつを連れてやって来たのは、さっき案内所でオススメされたキャバクラ。

『わぁ～、楽しそう！私もご一緒してよろしいですかー？♪』

てつや
「どうぞどうぞぉ～～♪」

『私、アリスって言います、お名前伺ってもよろしいですかー？♪』

てつや
「あぁ～アリスちゃん、ワシはてつやですぅう～♪」

そんなテンプレートのような会話を交わした後は、とりあえず女の子にお酒を進める。

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─────…

『へぇ～、自分のやりたいこと仕事に出来るって、すごく努力してますよね？素敵ですね～♪』

いろいろ話していく中で、アリスちゃんの笑顔にどんどん惹かれていくワシ。

可愛い～！！！

そんなノリでLINEを交換し、俺がトイレに立つとアリスちゃんがトイレの前でおしぼりを持って待っててくれている。

フラフラッとよろけた振りをすれば、

『大丈夫ですかぁ～？飲み過ぎちゃった？』

なんて心配してくれながら、腕を組んで席まで歩いてくれる。

む、む、胸が当たってる！！！/////
横乳ばんざぁぁぁあーーーーいっ！！！

こうしてしばらくワイワイ飲み続け、会計をして気分が良いまま、店を出た。

『LINEするねー？♪』
てつや
「そんな事言ってぇ～どぉお～せ彼氏居るくせにぃい～！」

そんな俺の耳元で、

『でも人のモノって盗ってみたくなるでしょ？』

なんて胸を押し付け小声で言った後、

『なーんてね、ふふふっ♪』

ドキッ！！────…

そんなアリスちゃんの色気と可愛さに、完全にノックアウトされてしまった俺。

これは一目惚れなのか？

この日から、毎日のようにアリスちゃんとLINEをするようになった。
彼女の本名も聞いた、Aちゃんと言うらしい。

りょう
「キャバクラにハマるって本気でバカすぎる！！(笑)」

てつや
「ばーか、俺はハマったんじゃねぇ恋しただけだ！//」

そう、俺はAちゃんに恋をした。