最強パートナー【タクミ・アルディーニ】

第4話 ページ5

貴方side

貴「…ついに来たね」

タ「ああ…高校での最初の試練みたいなものだな」

宅配便に入ってたのは、宿泊研修のしおり

1年生が山奥の合宿所で過酷な料理の試練を課され、合格点に届かなければ即退学を言い渡される

しおりには「友情とふれあいの宿泊研修」と書いてるけど実態は「無情の篩い落とし宿泊研修」と言った方が早い


タ「まぁ俺達なら大丈夫だ」

貴「そりゃ生き残ってみせるさ…タクミ、この研修で幸平と同じ授業になれたらいいね？」

タ「ああ！その時は俺が必ず!!」

貴「燃えすぎ…まぁ私も幸平に会うの楽しみ」


タ「…楽しみなのか？会うの」

貴「うん、だって面白そうだし」

そう言うと抱き付いてきたタクミ


貴「…どうしたの？」

タ「…そういう理由でも他の男の事を言われたら…嫉妬する」

貴「…ふふっごめん、心配しないでよ…この先も私はタクミ以外好きにはならないからさ」

タ「…それは俺も同じだ」

私達は見つめ合いながらキスをした






いよいよ来週から地獄の宿泊研修が始まる







貴「…でっかいね…」

タ「ここでやるのか…流石だな」

私達は合宿所に来ているが…あまりのデかさのホテルに言葉を失う

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